(※コロナウイルスによる被害拡大により未曾有の不景気危機ですが、昨年秋のS660 北海道ツーリング記録 後半の記事掲載再開します)
▼2019/09/18 曇り → 夜 雨
一人には充分すぎる幅広いベッドと、程良い低反発マットレスで良く眠れた。
昨日洗濯した下着とタオルが乾かなかったので、100円の乾燥機を1回使用。

雨を描くNHK天気予報オネイサンの画伯センス。
はいだしょうこ画伯に次ぐ2世代目誕生。
国民から巻き上げた受信料でこんなことしてるのですか(-_-;)
ビジネスホテルの朝食を済ませ、8:30 出発。
北見・網走周辺の宿は どこも満室。隣のドーミーインは12960円のツインしか空いていない。
最終手段は呼人浦でキャンプ。

日本銀行券の使用で財布の中身が寂しくなっていく反面、嵩張っていくレシートやパンフレット・使用済みチケットの類は、ポケットクリアファイルに入れていくと良さげ。
ポイントカードは嵩張るだけで大した還元にもならず持ち続けることがストレスなので一切断捨離してスッキリ。ポイントだのカードだの無闇に押しつけ、現金購入者が平等に恩恵を受けられない仕組みに良心は無い。

極論はコレ。値上げを誤魔化すポイントだのキャッシュレスだの、癒着した特定業者を儲けさせるだけの仕組みに騙されないこと。政府は現金で購入する正直者を馬鹿と見なすようだ。
閑話休題して 8:30 出発。

K217で美幌~K995の農道へ。
小清水峠は寒くて強風と予感し、K102を下る。日進農道~K246。斜網農道への入口を間違え、呼人農道へ行ってしまう。
R244交点 を南下し、川上地区~K827~北へ~朱円~R334 天まで続く道 28kmを一往復 ノンストップ動画撮影。

一往復楽しんだ後は、28kmに渡り続く直線が見える斜里の「天に続く道」展望駐車場に寄り道。

久しぶりの訪問で駐車スペースと展望台が出来ていて、すっかり観光地化されていました。
強風の中、三脚を立てて訪問記録の自撮りを極短時間(1分以内)に済ませようと準備していると、大きなビデオカメラを持った2人組がやってきた。機材が立派なので新聞かメディアの取材だと思われる。
「動画の撮影ですか? なら私は離れますので」と声をかけても返事が無い。
そのうち数台のコンパクトカーと大きなマイクロバスがやってきた。
大勢の人が降りてきて、「ちょっと、みんな、どいて!」という怒鳴り声と共に押し寄せてきた。

嫌な予感は的中、テレビ局の中でも特に横柄で有名な、8チャンネル フ○゛テレビの下請けスタッフ集団が十数名、旅番組の撮影をするだのと場所を占領しはじめた。
一番手前の身障者用駐車場にマイクロバスをハミ出してドーンと違法駐車する横柄ぶりがフ○゛テレビらしい。彼らは自分が最優先で偉いのだから何でもしていいという面構えでやってくるから、彼らの教育に障害があると思い、この状況に納得するしかありません? いえ、教育に障害があるなら運転する資格なし。
テレビ番組の取材だという説明は何もなく、「段取りはどうなってるんだ?」「時間がない、早くしろ!」「出演者が来るぞ!」「ドローンは何処にやった!」「今だ、人がいないうちがチャンスだ!」と彼らから罵声が飛び交う飛び交う。
そして出演者のタレント2名がやってきた瞬間態度がコロッと変わり、「どうもどうも、さあ準備しましたので、こちらで撮りますからねぇ~・・・」と猫撫で声に変貌。
政○家みたい。キモチワルイ!
忘れもしない。2010年秋の奄美大島での豪雨災害、2014年の長野県北部地震で被災者となった筆者のもとへ、野次馬のようにやってきたマスコミは面白オカシク番組を作ることに必死。普段東京のことばかり頭にあるものだから田舎の地名を読み間違えて放映され、「ここにコレを置いたのでは様になりませんからコッチに持ってきて演技してください」と指示され事実を捏造されて報道された不信感。(←嘘つきの協力は出来ませんと、途中から出演断りました(^^)) そして被害に遭われた人にマイクを突きつけ、泣く演出が撮れるまで横柄な詰問を次々される。生放送のまま無断でズカズカ住居に入り込まれたら一瞬でも映ってしまう。
その波は遂に ここまで来たか・・・ と。
「テレビの撮影ですか?」と尋ねると、ようやく一番感じのマシだったオバサンが「11月12日に放送されるフ○゛テレビの旅番組の撮影をしています」と紙を見せて説明してくれた。

傍らで即シーンの撮影が始まったので、背景に映り込んだ筆者は、偶然の観光客らしい(^^) ふりをして背景に溶け込む。しかしマスコミに対する不信感は顔から消えなかったから、どう映るか楽しみだ。

するとオバサンから「このシーンが番組に映るかもしれませんが、宜しいですか?」と言われ、提示されたエキストラ出演における番組出演承諾書。
爪に塗られたトップコートがリフトアップして表面がガタガタになっている下請けスタッフの指を見る限り、厳しいスケジュールで扱き使われていると思える。
「出演されたシーンは、いかなる演出に加工されても異議申し立てをいたしません」と書かれていました。
これにサインしてしまうと、造られる番組に対して、ヤラセ・捏造・何でも認定。都合の悪い所は全部カット。テレビ局の思うがまま なすがままに完成され、スポンサー様々への視聴率獲得合戦にされる。
不愉快極まりないので、もちろんサインは断りました。(^^)
昭和時代に唯一見ていたお笑い番組:志村けんのコントを作っているイザワオフィスが こんな横柄な態度で行く先々で煙たがられているとは、がっかりしました。
今までも今後も8チャンネル フジテレビ(←伏せ字外しちゃった)とイザワオフィスの番組は金輪際視聴しませんし協力しません。
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【→ 後日談】
そもそもテレビを持っていないので(^-^) 11月12日に番組を わざわざ親戚の家へ行って視聴した所、120分番組のうち60分は旅番組とは全く関係ない京都の料亭で芸能人同士がメシ喰ってダラダラ雑談で、45分は無駄なCM、残り15分だけ北海道旅の番組で、私が映っていたシーンは全部カットされ、無かったことにされていました。さすが、マスゴミの勘は鋭いですね。都合の悪い所は全部カット。
おまけにこの旅番組、安い予算と短い納期、突貫工事で作ったのがバレバレで、音楽と演出構成は出川哲朗の充電バイク旅のパクり、旅の行程は滅茶苦茶、羅臼の道ばたでクマを見たとワーキャー騒ぎ(番組スタッフが仕込んだ演出では? 危険と隣り合わせの場面で馬鹿騒ぎはお里が知れる)、船に乗せてあげるという地元民の善意を次の日に やっぱ辞めようかと台無しにし、稚内まで1日で行って、礼文島で人に会って感動したフリしてお涙頂戴の演出をして終わりという、見たことが時間の無駄と思う録画する価値のない番組でした。
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許可を得ずに ふらふら取材を続けているのでしょう、勝手にドローンを通行人の真上近くに飛ばして辺りのお客様に恐怖心を与えていました。マスコミが「マスゴミ」と言われる所以です。

下請けスタッフの人達は横柄で挨拶も無くお話になりませんでしたが、出演されていたタレントのムロツヨシさんと小泉孝太郎さんからは「撮影でお邪魔します!」と、事前に社会人として当然の挨拶と一言があったので、ムロツヨシさんと小泉孝太郎さんへの好感度は上がりました。苦労して育った下請け時代があるから、横柄なことは当然出来ないのでしょう。
数秒のすれ違いの中で、私からムロツヨシさんへ一言感謝の気持ちを伝えることができました。
「ムロツヨシさんの出演された疾風ロンドを見てスノーボードが好きになり、夢中になってます!ありがとうございます!」と。

パトカーも、チマチマと隠れて取り締まりノルマ稼ぎに必死に行動する暇があったら、あのようなマスコミの違法駐車のドローン使用と横柄な態度を取り締まるべきでは、と。マスコミは上級国民様々で、見せしめ警察24時の番組に頭下げるから出来ない事情があると察します。

イライラセカセカ時間に追われた彼らの撮影が30分続いた後、テレビ下請けスタッフはマイクロバスやらプリウスやらに乗ってアクセルを猛吹かしして去っていき、平穏が戻りました。
私とマスコミとのやり取りを一部始終見ていた岐阜から来たキャンピングカー家族に声をかけられ、大変でしたねという慰めを受け(トンデモゴザイマセン ^^) スマホ撮影をお手伝い。ズーム機能を使って遠近感もって撮影したところ、感謝されました。
キャンピングカーの車内を初めて見せて頂いた所・・・ これはお子様の旅行にも最適なオウチですね、アウトドアを楽しめますね!
R334を羅臼へ。ウトロの入口、下り坂の直線になる所でほぼ毎日、路肩茂みの奥に神がかった隠れ方をしてコソコソ取り締まる警察が今回も居ました。

14:00~15:00 知床五湖の手前、山奥の岩尾別川沿いで、鮭・マス孵化場に現れることがあるという野生のクマを待つ。
地元の人の指示通りに橋から離れた場所で、強風の中1時間ほど待っていたものの、今回は現れませんでした(昨日は晴れて風も弱かったので現れたという)

斜里方面へ引き返して、途中 シカだらけのセンター駐車場でアナログに電話で宿探し。
駅から近くて安い所は皆満室なので、遠い順に探す。
網走のアニマの里が、ラスト1部屋が空いていて幸い予約できた。

午前よりさらに強風になってきた中、斜網農道を西へ。


女満別の丘で日没。

17:20 とほ宿 アニマの里へチェックイン。
牧場に隣接された静かな環境で清掃も行き届いていて綺麗。
1泊朝食付で4700円。
1人には充分広いロフト付のお部屋。
ボイラーが古いので、お風呂はシャワーのお湯が気まぐれに超熱くなるものの、それさえ気を付ければ必要充分。学生時代に下宿で培われた、気まぐれに温度変化するシャワーの先行きを予測して指先でミリ単位で水・お湯それぞれの蛇口を調整してDJミックスし、適温にさせる技術がここで求められた。
これエキサイティングでリトル デンジャラス。周囲が静寂と牧場で囲まれた環境の中、不便とは感じない。

夕食に、網走市街へ。R39はレンタカーで渋滞。
以前お世話になっていた網走橋手前の「富公」は無くなり、空き地となっていて寂しい。
食事を作っていたお婆さんは歳だったので、そういうことかもしれない。歳を重ねるとはこういうことだ。
燃料が空に近いのでオカモトセルフで給油(@140円、543.0km÷21.82L=24.88km/L)

この夜景に映えるロゴを見ると、筆者の脳内ではMS DOSでSCREEN 3,0,0,1とWIDTH 80,25でCLS 3して描画体制を整えたN88-BASIC(←と職業病柄毎回思ってしまう)が再生される、BASICスーパーで食料購入。
旅行者と、季節労働者 が混じった中国人だらけ。

お世話になった食堂が無くなってしまったということで、前回の記憶を頼りにラーメン店へ向かう途中、桂台の登り坂、片側2車線の広い道路で私の車が左の第1車線、ピンクのオババ高齢者ハスラーが第2車線。右折車線のない交差点で相手の前に右折待ち車が停まっていて、相手は左を一切確認せずに私の前へひょいっと移ってきて ぶつかりそうになり、瞬間の判断でタイヤがロックしないように急ブレーキと警音器のようなもの(NHK的な)を鳴らしてしまった。
相手の姿を 睨み付けて 確認すると、ボーッとして片手スマホいじいじのオバサン。運転してはいけない状態で運良く運転し続けている、持たなくても良い人がスマホを持たされて急増して良くみる光景だ。
いみじくも、ドライブレコーダーに証拠が残せる時代となりました。

照明が一部切れて、「ぱち」ラーメンになってますが、桂台の さんぱちラーメンで塩ラーメンとミニチャーハンの夕食:900円。
店内では天気の子の「グランドエスケープ」がBGMに流れる。
新聞の投書欄の内容が素晴らしく納得できたので、道向かいのコンビニで わざわざ1部購入。
桂台の坂を下ると・・・

こちらも前半が切れて「オリア」になっちゃってます。

奥の東横インホテルの反対側照明も切れて、コーイン.コム。
網走市街、強風により照明半切れ現象多し。

帰り道の下り坂、車種は違うけどピンク色の似た車が同じく第2車線側の中央分離帯で事故していてパトカーが来てレッカーで引き上げられていました現場を通過。第2車線側をスマホいじいじでボーッとして遂に取り返しの付かない事態を犯したのなら、さもありなん。巻き添えを食らわずに済みヒヤヒヤです。
19:30 宿へ戻ると天の川が肉眼で見えるほどの満点の星空にビックリ、すぐに撮影機材を部屋から取り出すも、一面の雲に隠れてしまい、小雨が降り出してきた。
宿のオーナーと大学生の中国人オネイサン(心がピュア)と一緒に2時間ほど雑談に花が咲く。
心がピュアな女性、素晴らしい! 高度な情報戦の現代、やさぐれずに生きていって欲しいと願います。
22:43 雑談が終わった頃、大雨が突然降り出してきた。2階宿泊者のシンガポール人の男性が降りてきて、寒いから暖房をつけてくれと言っている。
私は慣れない女性と喋って汗かいて半袖姿なのヨネ!(←笑いごと)
23:30 談話室が消灯となり、部屋の中で改めて本日の北海道新聞を熟読。

『テレビ断ち生活』その通り。
今日のマスゴミ・・・ぢゃなかった、マスコミに遭った出来事と この新聞の出逢った偶然さに運命を感じます。

『スマホ使い方も教育』その通り。
使わなくてもいい人が無理矢理持たされて余計な心労をしていることが多い。
パソコンも然り、使う必要を感じる人が自分の意思で使いこなさないと、ストレスが増えるだけ。
24:00過ぎ、本日様々に起きた出来事を思い返し日記に書きとめる。
衝突の危機があったピンクハスラーの動画もドライブレコーダーに残っていて、パソコンへバックアップ。
GB単位のファイル移動に、USB2では数十分かかり遅いので、次に旅行するときはUSB3の差し込み口が必要だ。
パソコンが現役のWindows XPで、USB2のソケットしかなく、パソコンの買い換えは15年に1回渋々行うことだし、未だに30年前のPC-9801も使いますし。(そろそろWindows7へ環境載せ換えかなと)
ザーザー雨よりも良く聞こえる、2階からの4ストロークインジェクション化イビキエンジン対策に、耳栓して就寝。
本日の走行距離: 302.3km
(10日目へ つづく)
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