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カテゴリー「01-日本一周(北海道)」の86件の記事

2009年10月13日 (火)

<507日目 晴~雨 雨男パワー恐る>

 結婚式写真提供作業したりバイクの充電装置は壊れたりで半月ぶりに更新作業。

▼2009/09/16 雨曇晴
 
 今日で北海道を後にするので非常食なども片付けつつ朝食。
 スーパーカブで日本一周してる方から温かいコーヒーを頂き御馳走様です。
 どよーんと入道雲がかかっているのを気にしつつも10時過ぎに出発。
 
 今日も引き続き美瑛の丘巡り。親子の木~セブンスターの木は期待してはいけない定番観光地処。そのうち雨が降ってきたので移動。
 

 R452~再び美瑛方面へ向かうと路面が濡れている。

 これ以上近づいたらワンワン吠えられました。。。
 

 共和地区あたりで雨が激しくなってくる。雲の切れ間が見える方向へ我慢して走り続けるも虚しくズブ濡れに。投げやりになる前に屋根付で雨宿りできそうな場所を見つけてバイク共々入り込む。
 
 昨晩「どこの観光地に行っても肝心な時に雨になってしまう・・・」と自称していた雨男ライダーがいたのだけれども、今日は一日晴れ予報なのにズブ濡れになるとは・・・ この時ばかりは雨男の実在を信じた。
 1時間ほど雨宿り後晴れてきたので富良野へ。
 
 ジェットコースターの道は路面が乾いてきて、

 雨上がりの嬉しさ表現を間違えた例。
 
 富良野駅前 鎌ちゃん食堂にて昨年に引き続き表面張力気味の味噌ラーメン600円を食べて腹一杯に(ビッグマンの中に飲料水が入っている)
 向かいの人が注文したラーメンセットのおかずの量にも圧巻。それで600円なら次回は・・・

 昨年は「ラーメ」だった看板は更に進化して「ラ メ」になっていた。

 K135 狐系看板。

 R452 夕張方面は道が濡れていてバイクだけビチャビチャに汚れる。

 何となく「黄色いハンカチ広場」へ寄ってみたのだけれども、施設内は何と有料というので入らず。
 
 ホクレンフラッグがあと黄色さえ手に入れば4色揃うので、遠回りになるけれどもK3で由仁のホクレンセルフへ。しかしキャンペーン看板が無いので売り切れたなと思い、さらに遠回りになるが輪厚を目指す。
 
 長沼町は空が広い。日没も近くなってきて少し通り雨。

 偶然の発見ヤリキレナイ川。
 R274~K1080~道央大学は赤レンガで外観がとても立派。
 R36を南下して輪厚のホクレンセルフで給油(@127円、24.20km/L) やはりキャンペーン看板は出ていないが、ここが最後の場所になるのでダメモトで店員に尋ねてみた所、何とまだ残っていた! キャンペーン期間は終わっている9月にフラッグ4色が全部揃うとは予想外の嬉しい事態。
 恵庭K117沿いのセイコーマートで食料購入し、R36の下道ではフェリーの時刻に間に合わなそうなので恵庭ICから北海道で初めて有料高速道路を使ってみる。沼ノ端西までは4車線なので700円相応の価値は感じた。

 R235 厚真ICをおりると既に夕暮れ。北海道旅も今度こそオワルとなると誠に寂しい。

 17:50 苫小牧東フェリーターミナル着。

 今日は自衛隊御一行様もいるようで風呂場が満員御礼な予感。

 牛もドナドナされていき、寂しさが一層募る。

 新潟行き2等船室は、片方は10人くらいギュウギュウになっていて もう片側は何故かガラガラ。セイコーマート製298円チキン弁当は腹八分目の控えめサイズ。22時に室内照明が消えてエアマットを敷く。
 いつもよりも船内が寒く感じて途中からジャケットやズボンも穿き毛布も2枚重ねして眠りにつく。

 再々北海道22日目
 寝場所:新日本海フェリー内2等船室
 走行距離:258.7km 累計:51631km
 出費:\16204(ガソリン \1420、食料 \1684、フェリー \12300)

2009年9月29日 (火)

<506日目 曇→雨 自然の「蒼」に魅せられて>

▼2009/09/15 富良野&美瑛 来る度に新たな探求

 5:30 ファミリーキャンパーのテントサイトに早朝から羊が乱入し、タープに向かってウンウン&シーシーをチューピョーされたようで、「ギャーーーッ!」という誰かの絶叫声に目覚める。
 テントの周りに出来たての運個が数多く転がっていて、風雲た○し城の如く回避しながらトイレへ向かう(万が一踏んでしまっても運を掴んだと思い砂利で擦り落とせば おk)
 どんより曇り空。撤収しながら朝食:おにぎり×2、コーヒー牛乳
 羊が集団で走って迫ってくる姿は結構恐いけれども、一通り辺りの草を食べ終わって納得すると柵の中へ戻っていくのでまだカワイイものです。
 本州でいう、羊の遊び場の中で人間がキャンプさせてもらってるという感じ。
 ゴミ処理については分別してあり少量なら引き取ってもらえた。
 1泊1000円と高めの料金ですが星が見やすいよう夜の照明は最低限&炊事場とトイレは感知式の灯り、ウサギ&羊と共に触れあいながらキャンプするのが好きな方はドウゾ。
 看板に立てかけて干していたテントがやっと乾き、8:15 出発。
 
 キャンプ場出てすぐの交差点より。キャンプ場でもらった観光パンフレット曰く撮影スポットだという。(※日本です)
 
 ベベルイ西側の農道を走ろうと思ったけれども天気が悪くなる前にK291で十勝岳PAまで登ってみた。ジェットコースターの道に続き、「上富良野八景」の看板がこんな所にも。

 本州では30℃と残暑が厳しい折、北の大地では既に紅葉から冬の訪れが近づいていた。

 もう少し早ければ広大な雲海が拝めたかもしれません。(朝9時で既に走り始めているのは普段よりも充分早いのですが)
 
 K966で十勝岳を拝みつつ美瑛方面へ。

 
 
 9:25~10:00 登山道の玄関口になっていた望岳台へ。

 運動の足しになればと辺りを歩いていると一本だけ見事な紅葉色の木が。
 私の後ろは中高年カメラマンのシャッターの的になっていました(←己も蛇)

 旭岳は既に初冠雪済!
 
 夕方から雨予報などんよりネムネム曇り空ですが、次からパキパキな蒼色画像イキマス。
 
 パンフレット掲載の観光地だから通り過ぎようと思っていたけれども、いやここまで来て見ないのは勿体ないとUターンして白ひげの滝へ。
 知っていて無視したらバチあたるべと言わんばかりに神々しく見たことのない水の蒼さが輝いていた。
 
 
 この分だと下流にあると言われる「青い池」にも期待できそう。
 
 錯覚しそうですが肉眼見たままの色彩がコレです@美瑛川
 この青さは冬でも凍らないそうです。雪と青が共存する厳しい冬の風景もまた自分の目で見に来たいと思える。

 青い池への道は看板が見つからず迷った。K966と併走する滝近くの直線ダートを5kmくらい走った所にようやく入口兼駐車場を見つけたのだが、工事用道路を逆走していたらしい。
 
 Pから10分ほど歩き。
 
 途中に池自体への案内看板は無く、歩いているうちに気づいたら右手に見覚えのある色彩が目に入ってきて、草むらを掻き分けたらあった。
 
 この神々しい蒼さには言葉を失った。神の子池とはまた違う(それを上回ろうとする勢いの?)自然の色彩。
 
 ここの木の枝も全く朽ち果てることなく一体いつから鎮座されているのでしょう??
 
 しばらく見とれていると・・・
 
 足下に毒々しいキノコを発見☆
 色彩はマリオのスーパーキノコですけど、食べたら絶対身体に悪そう。

 その毒々しいオーラを写真として表現。

 このような場所も容易に観光施設化せず このままの形で存在していて欲しいものです。この湖面の水が凍らないということは冬には一体どのような景色になるのか興味津々。
 Nikon D200を持っていたオジサンと湖のことについて尋ねたり談義したり。

 置杵牛地区へ出る前にキツネが食べ物目当てにやってきたようですが、

 何も もらえないと感づくやいなや

 さよふなら・・・(尻尾が立派なこと)
 

 ※日本です

 新栄の丘は観光地なのでサラッと通過。

 自分の感性で立ち止まり所を決めている感じ(←いつも そうだけれど)

 家がミニチュアのように見えますが実物美瑛景色です。

 ジェッコの道は昨年に引き続き訪れ、中富良野~R237へ。富良野のラーメン屋を目指している途中に雨が降ってきて美瑛方面へ引き返す。

 遅いタクシーの後ろを淡々と走っていると、美瑛の市街地に入った所でネズミ捕り。立て続き信号の合間、しかもローソンやGS、スーパーが連なるこの場所で果たしてカッ飛ばす車がいるのか疑問ですが、お上がテキトーに決めた苦しいノルマに追われているこのような人は何故皆ふんぞりかえってニヤニヤしているのか。
 旭川と価格差がなかったので美瑛でセルフ給油(@126円、22.06km/L)

 14:30 K966 蜂の宿ライダーハウス着。今にも雨が降り出しそうな雲。荷物を中に入れてバイクカバーを被せると雨が降り出してきて濡れずにセーフ。
 宿泊は1泊500円、隣接の居酒屋で1500円以上飲食すれば無料。雨の中バイクでスーパーまで向かう気も起きず、貼り出されていた居酒屋のメニューがなかなか良心的な価格&構成なので、やってきたライダーのほぼ全員が夕食はソレにすることが決定。
 遅めの昼食:チーズクリームメロンパン、おにぎり×1、ぶどう味カツゲン

 ここのライダーハウスは今年管理人が変わったらしく、それまでの事情は分からないけれども相当居心地良く出来ていた。2段ベット&寝具完備(その反面部屋は狭めで10人程度で満杯)、テレビやマンガ、観光地案内本から本州の安宿パンフレットまで置かれ、部屋の内部は禁煙なうえ、何と自由に使える共用パソコンが1台あり天気予報や情報検索などが出来るのがこの上なく有り難い(何時間も延々ブログを更新する作業は勿論不可能)、宿泊価格以上に居心地が良く感じた。
 富良野美瑛はとても1~2日程度では満足にツーリングできないのでココで連泊したいと思えたが、20日に友人の結婚式撮影を頼まれていて明日にはフェリーで本州に戻らなければならないので今晩1泊だけなのが名残惜しい。

 19:00~21:35 やってきた旅人ほぼ全員で隣接の居酒屋(電車の車両を内部改造した施設でライダーハウス管理人がマスターをしている)へ向かい夕食。飲み放題90分ナンボは自分のキャパでは元が取れないので380円のチューハイを2本+500円のカルボナーラスパゲッティ、じゃがいものリゾットを食す。これで余裕の1500円超え。
 オーナーの企画で(あの青い水のもと)美瑛川でカヌーツアーをやっている動画を見せてもらったり、既に魅力にハマり何十連泊中?!の旅人からディープな話を聞いたり。青森のねぶた祭りはアツイらしい。何がアツイってとにかく参加すれば分かるという。うーむ、暑さは苦手だけれどもアツサには惹かれる。
 カメラで見せてもらった途切れ途切れの動画からでも充分その凄さが伝わってきた。

 そしてこの居酒屋で初めて感じとった感覚(←馬から落馬的文章になっとる)が一つ。
 それまで自分は音楽を聴きながら他のことをするという「ながら作業」は全くしないヒトであった。(集中できないからとソレをすると どちらかに意識が偏り能率が落ちる)音楽を聴く時はそれだけに集中し、仕事やこの旅日記をネットカフェで10時間近く延々と書いている時も他のことをしながら・・・ということをしないMS-DOS的な感じなのだけれども今夜は違った。
 店内で流れていたBGM:○○○○○ ○○○○○がスッと自然に意識の中に入ってきて刺激され、他の旅人と談笑しながら音楽に身をゆだねる?!という心地良い時を初めて味わうことができた。オーナーの粋な計らい&旅人との出逢いに感謝。
 程良い陶酔&疲労感に、即熟睡。

 再々北海道21日目
 寝場所:北海道上川郡美瑛町 蜂の宿ライダーハウス(飲食含めて\1760)
 走行距離:155.2km 累計:51373km
 出費:\3454(ガソリン \1100、食料 \2354)

2009年9月27日 (日)

<505日目 星に手が届く?!丘キャンプ場>

▼2009/09/14 富良野入り

 今日は12℃で澄み切った青空。見送られて 8:50 出発。

 R38~R242~K496~K660 西隣の農道へ。
 
 上士幌からK337のストレート。20km近くのストレート。(感覚が麻痺して それよりも長く感じる)旅汁モノです。
 
 
 遠目にナイタイ高原を拝みつつ、今日の昼も帯広でグルメーなモノを食べるべく南下。
 R241BP~西17条道路沿いにある これも地元の人から教えてもらった寿司店:なごやか亭へ。間違いないだろうと入ってみる。

 季節モノの釧路産生サンマ189円、大甘エビも189円、イクラは227円、本マグロの大トロは440円・・・ 店員の独特なテンションにも慣れ、価格相応の味に満足。
 R241~K214~K239~西十勝農道~R274で十勝平野に別れを告げる。次にここへ来られるのは人生いつの日になるのだろうか・・・
 見せしめのように制限速度未満で車の流れを詰まらせて走るパトは日勝峠方面へノルマを稼ぎにいった。
 新得でセルフ給油(@126円、24.64km/L) ホクレンフラッグがまだあり、緑色旗を購入できた。あとは道南カラー1色を残すのみだが、果たして8月末でキャンペーンが終わったこの時期に手に入るのかどうか? 9月になって全4色手に入ったら奇跡的のようにも思える。

 R38も警戒しつつ登り、狩勝峠で休憩。二桁国道のパーキング故にオモシロクはない。「十勝平野を一望」という地図の書かれ方は表現過剰。自力で移動しないオノボリ観光御用達の景色といった所。

 K465 かなやま湖~R237で多少遠回りして、15:30 富良野入り。何故か帯広よりも富良野の方が暑い。

 ぬのべからK544で山の中へ入り、今宵のキャンプ場をどこにしようか考える。
 市街地の近くに1カ所無料キャンプ場があるけれども展望が無いので、それよりは「星に手の届く丘キャンプ場」などというソソル名前の場所で果たしてどのような夜を拝めるか興味津々で向かう。

 先日の上向き矢羽根に続いて、今度は右向きが・・・? 何を指し示しているのだろう? と思ったら、

 ぶっ倒れてた。
 
 K253~ベベルイ2線は「北の国から」に出てきそうな景色。

 16:40 K705 突き当たりの「星に手の届く丘キャンプ場」着。
 1泊1000円と有料な故に期待が高まる。
 果たして中標津開陽台よりもキレイな星空が見えるかどうか?

 羊がヒッキリナシにンメンメと鳴いていて、テントサイト内に放し飼いになっているのでンコも落としたりテントに乗り込んできたりするのでなかなかエキサイティングです。

 ウサギなどは足カイカイしていてカワイイものです。

 17:40 米を炊いている間に夕陽が沈み・・・(うわー、日の落ちるの早っ!)

 冷え込みも厳しくなってきた。
 夕食:炊いたご飯+鮭フレーク、チーズ&サンマ竜田揚げ、サラダ1/2、チューハイ×1、ロイスチョコレート×微量
 食べている間の空は北斗七星がやっと見える程度。
 雲行きが怪しくなってきて、明日は美瑛の丘巡りに時間をかけたいので夜中まで起きるのは諦めようかと思っていたけれども、それでも雲の隙間から人工衛星が見える程度の星空にはなってきたのでカメラを取り出す。

 19:40 開陽台には及ばないけれども、新月を狙えばここも満点の星空が拝めるのだろう。

 21:00 長時間撮影をしていたら途中からレンズが曇ってきたことに気づかず、その副作用でカシオペヤ座が流れ星のように写った。サムチョンCMOSの発熱&湿度の急激変化が原因ですが、細かいことはドウデモよくなり これもアリだなと感じた思い出。
 22:00 再び雲一面で星が隠れたのでここで撮影を切り上げ眠りにつく。肌で感じるほど冷え込んでいなくて10℃もあり、代わりに湿気でベタベタなので明日のテントの乾きは遅くなりそう。

 再々北海道20日目
 寝場所:北海道中富良野町 星に手が届く丘キャンプ場(\1000)
 走行距離:280.9km 累計:51217km

2009年9月26日 (土)

<503~504日目 帯広グルメ巡り>

▼2009/09/12 ライダーハウスに連泊

 8:32~20:59 自遊空間 帯広店ネットカフェでホームページ更新作業。
 9時以降なら9時間2000円パックではなく、12時間2000円のオンラインゲームパックが使えるという。オンラインゲームがインストール済の席のみ有効で、ホームページ作成作業をするのであれば それでも問題ない。ここで30分待つのはモドカシイので2000円+30分延長料金200円で入店。494~502日目までブログ記事を作成。
 昼は100円ランチメニューのカレーうどんを食す。禁煙席が扉越しに分離されていてPCのスペックも高性能で良い。完全分煙された理想のネットカフェだと思う。
 外へ出ると小雨。大衆食堂は閉まっているのでライダーハウスへ戻ってから、歩いてコープへ行くが弁当は既に無し。仕方なく隣のセブンイレブンで弁当購入。
 22:10~ 夕食:まさか北海道に来てセブンイレブンの のり鮭弁当とは×1
 今日やってきたCBR600F4iの学生ライダーと旅装備の情報交換。
 他の3人はタバコプカプカでライダーハウス内は相変わらず白いスモッグ状態。
 ネットカフェ内で仮眠した方がマシだっただろうか??

 寝場所:ヤドカリの家ライダーハウス 2泊目(\800)
 走行距離:15.8km 累計:50792km


▼2009/09/13 豪華外食×2
 早朝に強い雨が降り、朝からどんより曇り空。この感じでは峠越えしようとすれば間違いなく雨に打たれると思い、午後からキャンプ場に行くのも面倒になり今日も連泊することに。

 直射日光に溶ける前にロイスの高級板チョコ347円を試す。お土産品にするには差し障りない味(美味しかったので全部食べてしまいましたが)

 昼過ぎに出発して丸松食堂の豚丼750円を食べる。
 薄めの肉が多めに入っていて、見た目に反して味はシツコクないので良い。熱々の味噌汁までサービスで頂きこれも美味い。
 ぱんちょう&道の駅白糠&ここの食堂を価格と満足度で比較したら、今の所ここが一番と思える。
 今日はいつ雨が降り出すか分からないので今まで走ったことのない道を絡めた近場周遊計画で、R241~K73~K498へ。
 
 どこぞに一休さん&蜘蛛がおります。
 K31 三菱自動車研究所の外観は見えず。K316は そこそこに直線。やはり通り雨。
 
 
 曇り空でもナイタイ高原は爽快。
 

 K316よりは西隣の十勝平原農道の方が爽快な直線。
 立ち止まった時に右側に傾いた場所でサイドスタンドを立ててバイクを右側に倒してしまうという初歩的な失敗。
 
 R236 大通り南のオカモトセルフで給油(@125.8円、22.62km/L)
 ライダーハウスへ戻るとCB400SBRevoのライダーが。燃費を尋ねてみると北海道で平均25km/Lだという。SPEC2、3より良さげ。
 アスファルト上にボロ布を敷いて汚さないようにチェーンに注油していると女性&子供連れが近寄ってきて「子供をバイクに跨らせても良いですか?」と聞いてくる。
 子供に罪はないので車体が倒れないよう慎重に乗せたのだけれども、女性の会話がどうも全然成り立っていない。質問に対して答えたことを無視して次々と突拍子もないことを聞きたがってくる。
 これは同業者なのか妬みなのかライダーハウスに対する嫌がらせクレーマーか? とヤな予感がしたので早々に引き取り願うと、オーナーがやってきてあのような人は要注意だと。同意。

 今日の夕食は歩いて10分ほどの所にあるインデアンカレーの野菜&チーズミックス中辛。ルーは少ない分大きなジャガイモがゴロゴロ入っていて安価。
 帰り道に銭湯:宝の湯へ。休憩室の本棚にドラえもんが並べられていて ついつい端から読んでいるうちに深夜に。
 今夜のライダーハウス内は釧路方面のグルメ情報で盛り上がる。マップルやガイド本に載っていない情報は簡単には把握できないので拘りだせばキリがない。

 寝場所:ヤドカリの家ライダーハウス 3泊目(\800)
 走行距離:145.8km 累計:50937km

2009年9月18日 (金)

<502日目 通り雨 カタカナ崩壊VOWワールド>

▼2009/09/11 混血品種発見
 夜中にトイレに2回も起きるが、半分ほどの月明かりが景気良く空を照らし星空は薄くしか見えず。
 
 5:50 今朝は風が無くテントはベタベタ。ちゃんと乾かさないとカビの元になるので乾くまで片付けたり朝食:おにぎり×2、ゼリー、スポーツドリンク200ml
 
 
 歯を磨いていると昨日のライダーがやってきて「沼の入り口分からなかったですか、舗装路の行き止まりにあるのですけど・・・」って自分が行って見つからなかったのだからモーエーッス。そのうちグーグル画像検
 
 
 展望台にて犬に追いかけられる。
 
 民宿ランプ別館で再会したチャリダー&ライダーにここでも偶然再会。ぜひ星空が拝めるまでココに居てほしいとも思う。12~13日に帯広が雨予報になったので私は今日のうちに出発してしまうけど。
 下着を洗濯して括りつけ出発。
 駐車場へ降りると若いカワイイ女性旅ライダーが。それほど時間に追われていないというので中標津&別海の景色見ごたえある所を教えたら感謝された。それ以上の発展は無し←書かなくても分かる(爆)
 
 北19号を旅立つ。次にここに来れるのはいつの日になるのだろうか・・・と思うと感慨深くなってしまう。
 
 せめてオドメーターの記録をば。
 K775~K13~R243 弟子屈町へ。
 
 本州関東圏で微かに見たことあるようなないような・・・ 何か違う。案の定潰れてました。

 「ユ」がとっても強調されてますのでここにアクセントを。
 小さいャュョッが無いのは基本形だからもう違和感無いとしても・・・

 ウォキーングシューズ有ります。・・・あれ? こっちは「シューズ」ですし。

 北海道に上陸後にこれまでチャーシューメンの亜種を3種類見ていますが、これは「チャーシュメン」アクセントの位置が微妙に変わりますね(謎)
 他にも濁点が剥がれ スホーツショップ と迫力半減しているもの等あり、弟子屈の街中はカタカナ爆裂バウネタ状態。
 片仮名日本語に感動した後はしばらく走りっぱなし。R241ではなくK53を選んだので先ほどの数々の看板に遭遇できた。

 R274入口の交差点で顔が白黒で体が茶色模様の混血種・・・?発見。これはどういった部類に入るのだろう???
 
 R274 ワインディングは爽快。道中少しだけ通り雨。
 K666~R240。タンチョウツルはお金を払ってまでバスツアーの観光客に紛れてセンターで見るものではないと思い通過。
 K65~R38へ。

 12:30 道の駅しらぬか恋問へ。サンプルにモノがないのですが(汗)

 10年ぶりに豚丼4枚載せを食べてみる。以前は3枚載せ+ご飯の中に1枚隠れていたのだが、今回は4枚全部見えるように載せてある。方針が変わったのだろうけど味は変わっていなかった。ここの食堂は全体的に料金が高いので味はまあまあでも お得感は無い。
 足の骨折場所であった苦い思い出ある白糠地区を拝むように通過。辺りにはコンビニが沢山できていた。
 R392は高速道路新設工事のダンプ多数。廃線になり草ボーボーに朽ち果てていく鉄橋の隣で自然をこれでもかと ぶち壊し良い子の税金を浪費し今以上に立派な道路を作っているのはナンダカネ。

 本別からは車が多くなってきたので並走するK236へ行ってみると国道とは一転寂しげな集落。池田のワイン城は観覧車が止まっていたけれどもやっているのだろうか。
 
 珍しく上向き矢羽根が。色々あっても人生経験にしてアゲアゲ↑↑で行きましょうという印?
 夕暮れ迫るR38を帯広市街へ。
 
 16:20 少々迷ってライダーハウス ヤドカリの家着。地図には1泊300円と書かれていたが、800円の誤植だという。しかし周辺のライダーハウスはもっと高い所だらけなのでココに宿泊決定。管理人オジサンの××がワタシと一致していてビックリ。偶然ではないめぐり合わせを感じた。
 セルフ給油(@125.8km、24.25km/L)
 せっかくの帯広ということで今回は美味いものを食べたいので、まずは六花亭本店へ。
 どれを見ても甘くて美味しそうなスイーツが目を惹くが、今回はその中から3つ選び、

 まずは生チョコショートケーキ(\189) イキマス。

 オーイエイ。

 続いてサクサクパイ イッチャイマス。

 カモン カモン(←何)

 続いて新作の雪んこ(景気良く)ダブルチーズでイキマス。

 チェケラ チェケラ(←何)

 3つともペロリと平らげ オーイエ カモン チェケラ ベイベ(←何)
 コーヒーの量が少しずつ減っていくのにも着目です。
 ここの社員は有給消化率100%を達成しているという!! 損得勘定だけではなく社員のメリハリある人間らしい勤務に対する味は納得の出来だった。

 帯広のアーケード街にたたずむアナログ時計。このような変わり種は大好きなので腕時計にでもならないでしょうか。
 
 次はライダーハウス管理人に教えてもらった温泉&食堂へ行ってみることに。

 丸福食堂へ。R38沿いにあるのだけれども知っていなければ入る勇気は起きにくい入口。しかし店内に入ってそんな先入観は崩れた。

 チャー「シュウ」メン厳守らしいです。またも亜種発見☆

 ここの看板メニューは豚丼らしいけれども今日昼に外見小奇麗で値段は高い豚丼を食べたばかりで被ってしまうので後日もう一度食べにくることにして、塩ラーメン+小ライス(\650)を食す。夜冷えた身体に染み渡り、懐かし&美味しい。これは豚丼にも期待できそう。建物小奇麗で雑誌に宣伝して相応の観光客を誘って高価なオカネを取るレストランよりも、このような所にプロの職人が居るのかもしれない。勿論私は後者の方が落ち着く。地元の人のクチコミ情報は強力!

 テンション高いオバチャンにこちらが押されつつ、満腹に。

 20:00 続いて数件隣、(この辺りは銭湯でも温泉品質という)水光園へ入浴。銭湯料金だが中はキレイでゆったりできる。

 びん牛乳は130円と高いが 味の選べるアイスクリームが150円と安めなのでチョコマーブルアイスを食す。これも昔懐かしい半径の狭いコーンなので垂れてこないよう舌先テクニックが要ります。
 ライダーハウスへ戻り、管理人やヘルパーと雑談しているうちに夜遅くに。
 雰囲気はとても良いけれども、タバコプカプカで部屋の中が真っ白になるほどなのは勘弁である。自分はバンダナでも口に巻いて息をすれば若干和らぐが それでもノドは痛くなるし、荷物もヘルメットもジャケットにもタバコの臭いが残るのが無差別に攻撃を受けているように思えてしまう。
 それでもタバコの臭いに絶える以上に貴重な情報や雑談ができたので良いとして、25:40 眠りにつく。

 再々北海道17日目
 寝場所:北海道帯広市 ヤドカリの家ライダーハウス(\800)
 走行距離:300.7km 累計:50777km
 出費:\7634(ガソリン \1610、食料 \3229)

2009年9月17日 (木)

<501日目 通り雨 rainbow rainbow>

▼2009/09/10 中標津&別海探訪 儚い虹3連続

 朝、日差しの後二度寝していると誰か女の人の「虹!」という声に起きる。

 確かに虹が、しかも鮮明!
 
 雨上がりならではの儚いレインボー。

 展望台に登ると・・・まだ残っている。
 
 ますます鮮明になってきましたし!

 虹のふもとで草をはむ牛・・・ 素晴らしい組み合わせです。
 他のライダー曰く、昨日の26時頃は星がきれいだったらしい。
 朝食:おにぎり×2、豆乳、安いスライスチーズ×2(味も薄い)、タマゴ&エビサラダ1/3
 奥にいたライダー曰く、兼金沼が一つオススメだという。これ以上なさそうなマイナースポットだ。どのように素晴らしいのだろう? 行き方を尋ねると「道は自分で探してください」と厳しい言われ方をされた。楽して探せるオンリーワンスポットとはいかないようだ。
 9:50 出発。北19号はどんより曇り空。
 しべつ展望PAは大したことない景色だろうとトイレだけ済ませに行こうと思ったが激しい通り雨が来て引き返す。
 
 今日は一日中標津&別海の景色巡り。

 K994で別海へ。

 茶色の珍しい牛探しも兼ねます。
 
 
 農道~K929で中春別へ。

 何だか魔物みたいネ(汗汗)
 

 雨が降ったり止んだり曇ったり晴れたり 誠 に 忙しない天気。雨具を着ようと思えば日差しで乾くので何ともムズカシイ。
 
 今度こそ晴れそう? しかし辺りはどんより小さな雲だらけ。風が吹くと雲の方向と関係なく雨がパラッとくる。これこそ天気雨。

 K8~K831~農道~R272~R243沿いのレストランしまふくろうへ行ってみる。980円で焼肉食べ放題という情報を元に来てみたけれども、肉ではなく「皿」単位で食べないとお代わりできないというシステムのため、入るのをやめちゃう。(胃袋のタンク容量が少ないため食べ放題でモトがとれたことは少ない)

 12:40 中春別のセイコーマートで168円チョコバナナソフトクリームを食べた後、食パン2枚+チョコクリーム、スポーツドリンク、安いスライスチーズ2枚の昼食。胃袋に入る順番が逆。

 K311を500mほど南に走ってから西へ。前回感動した農道の入口K928。
 

 ここから風蓮地区の農道を大きく遠回りして巡るが、この辺り(西の端っこ)が開拓地&最果てを感じるメリハリある景色。
 標識も無い地元の人が仕事で使うような道にやってくるライダーは皆無に近い。カーナビが無い紙の地図だけでは距離と方角を把握していないと迷うこと必至。

 茶/白の混色ガーンジィ牛発見(←日本で200頭ほどしかいない珍しい種類)
 因みに茶色一色がジャージー牛らしい。

 走り出すとまもなくタンチョウツル3匹のツガイが、

 農作業で天然記念物との競演風景。身体が震えて鳥肌モノです。
 見知らぬ開拓農道を巡って報われる瞬間でもあります。
 
 天気は悪くても上風蓮農道は良い。去年はここで別のライダーから走行姿を流し撮りしてもらった思い出の場所。
 
 もちろん白黒の牛がヨダレたらしながら迫ってくる姿も圧巻。
 東へ進んで兼金沼の入口を探すが、あたりの農道を一周しても誰かの畑へと続く道ばかり。
 妙にプライドが高いのか?「○○や××がいいですけど入口は(教えないので)自分で見つけてください」と言う情報に翻弄される必要もないと時間をロスして気づく。
 気晴らしに久々に海も見たくなり、K364~K475 走古丹を目指す。

 先端まで行けるようだが、途中から満潮で道が水没しはじめ、行ったら帰ってこれなくなると危険を察知しここで引き返そうとすると、

 ここでも遠く根室半島からレインボーが伸びた!

 R244~K363を西へ走り続けて市街へ戻り始める。
 中春別から中標津までのK8は久々にジジババ軽がゾロゾロ連なっていて後ろを大人しく走るが運転にムラッケのある車の後ろを走るのがこんなにも疲れるものとは。
 R272はダンプが連なり、16:20 回転寿司 すしロードへ。マップルに載っているので高いかもしれないが、一度くらいは道東の寿司を食べておくのも悪くない。ガソリンが計画当初から価格が下がった分、今回の北海道旅では時間節約兼良い物を食べておきたい思いがある。

 ライダーにはサーモン寿司が無料サービス。100円寿司さえ高級に感じていた自分にとってご飯からハミ出るネタの大きさに嬉しさを感じつつお品書きに目を通す。
 わさびをベタベタ付けなくても素材そのものの味を楽しめる。

 旬モノの道東産サンマ(\210)を食す。他には大トロ315円とか。大体1皿200円コースで、8皿1596円となりましたが一度くらいはこんな旅先食事もアリ。
 
 店の外へ出ると、またも大きな虹が市街地に架かっていた。

 1日に3回も虹を拝めるとは、星空が満足に拝めなくても期待外れな出会いは無限大の楽しみ。
 今日は1円安のオカモトセルフで給油(@126.8円、25.14km/L)←停まることが少なく殆ど一定速度走行だったからか、キャブレータ修理後最良好値を記録
 17:45 真っ暗になり、ビッグハウスで食料購入後開陽台へ向かう途中から雨が本降りになる。我慢して走り続け、最後の1コーナーでズルッとタイヤがスライドした後テントへ戻る。この雨でバイクをぬかるみの上まで持ってきたのは私だけのようで、バイクカバーを被せてテントの中へ入ると雨が本降りに。ずぶ濡れは免れ間一髪セーフ。
 19:10 月は隠れているが星空は1等星くらいしか見えない(雨でも見えているのは凄いけど)
 19:55 他のライダーと雑談していると一時雨が止み天の川が僅かに見えてきたので撮影を試みるが昨日とは打って変わって強風でブレブレーーんになり断念。9℃と冷え込みは程よいのだけれども。

 85円でアルコール分7%とコストパフォーマンスの良いチューハイを飲み、眠りにつく。

 再々北海道16日目
 寝場所:開陽台テントサイト(2泊目)
 走行距離:256.5km 累計:50477km
 出費:\3380(ガソリン \1314、食料 \1961)

2009年9月16日 (水)

<500日目 晴→曇 道東開陽台 星空撮影 K-7編>

▼2009/09/09 神の子池→裏摩周→開陽台→天体ショー

 朝は眠い! 朝食:2日前のシソご飯、ほうれん草、沸かしたコーヒー
 今日は出発しないと心身カビ生えるべと言わんばかりの快晴模様。
 気温のわりに太陽が出ると暖かいのでまだ春夏ジャケット&手袋で 9:00 出発。

 K683~~斜網農道~K102へ。

 今日はなるべく早々に開陽台星空撮影体制で向かう。

 この辺は怪しそうです。ヘルメットの内装形に変形した怪しい頭にも注意です。
 
 直線でカゲロウユラユラが当たり前のように・・・
 ファミコン時代の3Dレースゲームのように遠くの景色は変わらず手前の風景だけが淡々と過ぎていく・・・ 距離感覚崩壊!

 R334はアップダウンが少々キツイ。K944~K1115へ。
 羅臼経由だと300km超えで辛くなるので今回はカットして神の子池経由で標津へ向かう。
 
 10:45 神の子池へ。水が清くないと咲かないバイカモがここにも健在。
 
 何度来て見ても神々しく目を惹かれる湖の色。

 その景色を「絵」として描き残す人の技術力もまた神々しい。
 
 全く色あせることもなく朽ちることもなく沈み続ける木の枝にはコトバを失う。
 
 時折チャポンと魚が跳ねたり沈んだ枝の中から泡がプクプク出てきたり・・・
 
 ここには神がいてもおかしくないと思える。

 他の人がイクラデモ良いカメラでイクラデモシャッターを押している場所で真似事で終わりたくないのは自然の性で、本脳で神々しい動感を表現。
 写真は何でもかんでも露骨に正直に写ってしまうので、そればかりでは味気ないと思った時に自分は絵を描いてデフォルメして残す才能が無いため、絵心を含めた どっちつかず な画をカメラを使って表す傾向にあるのかも。
 
 太陽が出たり隠れたりする度に湖面に空が映ったり底が見えたり。

 まさに鏡のような映り込みでした。
 11:50 久々の裏摩周展望台へ。案の定霧は無い(苦笑)

 展望台の高さが低くて背を伸ばしてもこんな状態で全景が写らないもどかしさ。

 手持ちの道具で工夫してここまでアングルを高めることができた。
 
 
 摩周湖の水もまた蒼い。

 「牛の世界にもねぇ、仲間外れとかあって 大変ナノヨ」と訴えているように見えます。

 寂しい牛文字を通り過ぎたら中標津は近い。

 どんよりした曇り空よりも、真っ青な晴れ模様の方が何か裏がありそうな気がして恐いのです。
 
 K885~K1040~多和平は通過し、弥栄農道~K13へ。いよいよどこへ行っても直線&広大な景色が続く中標津&別海の町へランデブー☆

 何と親切な標識が・・・サイトスタンドを立てる時もメリコミ注意。
 
 K957も広大。それは春夏秋にバイクで走るだけでなく、冬の厳しい寒さも知って一段と感動する景色。
 
 ん・・・・? 大麻青年の会館?(閉まってました)

 R272~農道~K8 中標津の市街地入口で早速 マンツョンです(ヘナヘナ)
 上から2つめの点をもう少し真下に下げるだけでマンション度は高まるはずです。
 給油場所を探すが、オカモトセルフは店頭表示価格より1円引きと出ていてモダセルフは3円引きと書かれていたので給油してみるが、引かれていない。よーく見ると小さな文字でナントカカード限定・・・と。分かりにくくてイカガワシー。まるで一瞬の細かい文字を見させないように見栄を張るテレビショッピングやCM状態ジャン。(@127.8円、24.49km/L)
 15:00 中標津の東側にあるチロロの湯に入浴。420円と銭湯料金のわりにシャンプー完備で湯加減良好。

 休憩室のカレンダーには格言:「学ぶ心さえあれば万物が師である」

 旅先でふと見るカレンダーの格言は、こうもストレートに心に突き刺さるものばかりで脛。ということは学ぶ心が無ければ万物が敵になってしまう恐れありとこのカレンダーは訴えているのだろう。

 いつものルートで16:40 開陽台駐車場着。
 
横のダート道をいつも通り慎重に登り、最後の1コーナーでタイヤがズルッとスリップしてテントサイト到着。
 
 まだ月が6部咲きくらいでこの雲行きでは星は見えるかどうか分からないけれども、最低2泊は滞在して夜遅くの星空に期待。
 
 
 今宵の夕暮れは何部咲き?
 
 展望台カフェの中にある旅人ノートを読んでみるが、カップルの書き込みに対して「早く別れろ」とか もうドーシヨーモナイ低俗な落書きが目立ち(筆跡から、昨年同様お盆をピークに書かれている)台無し。一冊終えたら製本するなど考えた方がいいと思う。

 ビッグハウススーパーで安いサイコロステーキを買って星空を待つフラグが立ちました。
 夕暮れの中米を炊き夕食:炊いたご飯150g、サイコロステーキ218g(このくらいが適量)、タマゴエビミックスサラダ2/3、ゼリー、氷結果汁チューハイ
 サイコロステーキをコッヘルのフタで順調に少しずつ焼いていきタレをかけて食すが、途中で焼肉のタレ缶を攪拌しようと良く振っているとフタがスッポ抜けて・・・ ジャケット&ライディングパンツが焼肉のタレまみれになる鬼門状態。1日北海道を走れば中和されるでしょう(←感覚麻痺)
 
 18:50 日が沈み月が出るまでの僅かな間、油でギトギトになった食器を洗い終えると天の川&満天の星空が現れはじめた。無風なのでまたとないチャンス。

 19時には月が出始めるのでシャッターチャンスは少ない。K-7の星空撮影性能は如何に?
 
 少しずつ感度を下げて長時間シャッターで試していく。いつになってもキャノン&ニコンに敵わず、機動性重視で高感度に弱いカメラだと半ば諦めていて、期待以上の画質とはならなかった。
 
 20:20 月明かりが浮かび、海向かいのサハリン方面を照らしはじめた。異なる国が肉眼で見える場所に!
 
 月明かりが出てきてしまったので、方針を変えて撮影。
 北斗七星を狙いましたが、→去年の新月 の時のように うまくいかないものです。

 月明かりと正反対方向。それでもこれだけ鮮明なのは北海道ならでは。
 今日一日の撮影だけでカメラのバッテリーは7.87V→7.25Vに低下。
 曇り空になってきてここで今晩の撮影は切り上げ。
 焼肉のタレ臭いジャケットの上に頭を預けて 21:55 眠りにつく。

 再々北海道15日目
 寝場所:北海道中標津町 開陽台テントサイト(無料)
 走行距離:216.6km 累計:50221km
 出費:\2554(ガソリン \1024、食料 \1110)

2009年9月15日 (火)

<499日目 雨→晴 季節の変わり目>

▼2009/09/08
 朝から雨。今日から季節の変わり目で朝晩の冷え込みが激しくなるらしい。2日連続雨で旅止まりというのは良くあることだと思えるが、さすがに明日も3日連続雨になったら このカビ臭いライダーハウスにいては自分までカビ生えちゃうカモ。

 小康状態になるとトホダーやチャリダーが続々と出発していく。
 天気予報では昼過ぎからようやく曇り予報になっているので、14:00まで待って雨が止まないので私は諦めてもう一泊連泊し、明日早めに片付けて距離を稼ぐことに決定。(実は来週苫小牧発のフェリーで本州に戻る用事があり、道東で20日の新月まで楽しんでいられない)

 遂に一人っきりになった。今晩も若干ライダーは来ると思うけれども、出会いを求めてきたライダーハウスに一人っきりでは寂しいことこの上ない。
 15:00 道が乾いてきたので昨日行きそびれた場所へ出発。
 
 天都山展望台へ。無料の回廊タワーを登ると、
 
 羅臼方面まで拝める。
 
 網走湖方面はモロ逆光。展望台の窓で背後の光が映り込むので、ここでも黒いファイル板が役に立った。

 R244、K769で道の駅しゃりのインターネットコーナーへ。自分の旅日記をチェックするが、コメントは無し(ショボン) ちなみに以前はカナ入力しか使えなかった端末が、今回はローマ字入力が出来るようになってました。
 
 日暮れ迫る中、止別のK250を南下し、斜網農道で戻る。

 ライダーハウスに到着前にこの辺りで日暮れてしまいそうです。
 
 太陽サン、また明日・・・
 暗くなると気温がみるみる低下。14→12℃、そして温度計の針が10の境目を行き来しはじめ、手が悴んでくる。そろそろ冬用手袋を装着したいけれども日中はまだ暖かいので迷い所。

 今宵もN88-(←昭和時代のプログラマ故に思い出す性) BASICスーパーで買い物。
 セルフ給油(@123.8円、24.13km/L)
 ライダーハウスへ戻るとチャリダー&ライダー3~4人来場。
 風呂に入るがカミソリをどこかに無くしてしまったようでヒゲ剃れず。

 夕食:海鮮ちらし弁当450円モノ、ゼリー、チューハイ
 21:50 眠りにつく。

 再々北海道14日目
 寝場所:民宿ランプ別館ライダーハウス(3泊目)
 走行距離:107.4km 累計:50004km
 出費:\2623(ガソリン \904、食料 \919)

2009年9月14日 (月)

<498日目 雨~曇 網走観光処>

▼2009/09/07 朝市海鮮丼650円仕様
 雨音で目が覚める。今日はライダーハウス内で知り合った人と共に3人で網走朝市へ向かう。前日の夜に管理人から朝市海鮮丼が半額になります券を買っておく仕組み。日付がスタンプされているので雨が降ろうと今日行くしかない。
 地図で見ると会場まで2kmほど、歩いて30分カヤと思ったが、実際には3km以上あり、雨の中1時間を要し歩き疲れて空腹となった。
 
 8:00 網走朝市会場へ。ここの食堂内で一番高価な海鮮丼1300円が650円で食べられる。ウニを除いて大体の具が万遍なく散りばめられている感じでどのネタも美味しく頂きました。1300円なら量が少なくて高っ!と思うが650円であればスーパーで売られている同等の海鮮丼弁当より安いので満足。
 帰り道、網走駅で運個するも紙が無く(別途有料!)ちょうどポケットティッシュを持ってきてなくて焦る。・・・仕方ないので現状維持で尻のアスタリスクがパンツの表面に接触しないよう怪しい歩き方でライダーハウスまで戻り事なきを得た。
 午前中はノンベンダラリン・・・ではなく旅の計画を天気次第で練るコース。
 昼食:しょうゆラーメン1袋

 もう一人のライダーがバイク用品店で働いているにも関わらずバイクのメンテナンス方法を知らずに北海道まで来ちゃったというので、伸びていたチェーンやレバーの高さ調整方法を教えたり。
 自分のバイクはブレーキを握った時に鳴き始めていたのでレバーを外してグリスを塗る。
 16:00 ようやく雨が止んできたので、アイヌ文化を勉強すべく北方民族資料館へ。アイヌ語の教科書を熟読。北海道がどのように開拓されていったかとかクマ狩りの文化とか特別展とか。興味があれば面白いと思う。
 外へ出ると再びパラパラ雨なので早々にライダーハウスへ戻り、新設されたというN88- BASICスーパーへ歩いて向かう。

 ここに週代わりで出張販売されているパン屋が閉店時間間際で、パンが全品100円セールになっていて思わず原価の高そうな(爆)モノを2個購入。一緒にいる旅人が同じ宿泊先ですか?と聞かれ、パンの切れ端沢山を何とオマケでもらった! 明日はこれで食い繋げられる万歳。
 19:00 今日はチ○ゲが浮かべられる前に早めに入浴した後、米を炊き夕食:炊いたご飯150g、塩味チキン竜田揚げ、ミックスサラダ、チューハイ(景気良く)2本、クリームパン
 あまり活動していないのに程よく歩いたからか眠気が襲い、ライダーハウス内がどうもカビ臭くて鼻水多発なので風邪薬を飲んだ後眠りにつく。

 寝場所:民宿ランプ別館ライダーハウス(2泊目)
 走行距離:9.7km 累計:49899km
 出費:\3124(食料 \1624)

2009年9月13日 (日)

<497日目 小雨/曇 広大タマネギ畑>

▼2009/09/06 日本一周旅初洗車機使用(漢字だらけ)
 熊も寝静まった(と思われる)0:20頃、テントの外から若い男女数名の話し声が。

 女性声「恐ぁーーーい☆ 何か動いてない???」
 男性声A「大丈夫だって・・・ うわ! こんな所にテントあるし・・・ 人いないん? マジ恐いんだけど、奥まで行ってみねぇ?」
 男性声B「何かお墓あるんだけど・・・ オレ、虫苦手だし、もうここまででいいよ・・・」

 ガサガサガサガサガサ ガサガサガサ・・・

 うーーーーむ、私の方が恐いのだけど。ここで私が現れたらオバケと思われるカヤ?と思ったが息を潜めてジッと気配を消す。
 ・・・そのうち車で去っていく音が。肝試しでもしていたのだろうか、人騒がせナ。
 6:00頃目覚める。テントが乾くのは遅そうな無風の曇り空。

 鳴き声に耳をすませて朝からバード ウォッチン。
 朝食:おにぎり×2、沸かしたコーヒー

 カヌーを持ってきて夜は湖面に映る星空と共に過ごしたいというワイルドなオジサンがやってきてトウコロモシ・・・ トウモコロシ?・・・ トウシモロコ・・・(日本語危うし) んやトウキビを頂き朝から御馳走様です。

 雨上がりのダートをビチャビチャと走り、泥汚れが激しい。ブレーキ周りにこびりつくとロクな事がないので、いよいよ初めて洗車機を使用したくなってきた。

 オンロードになったらタイヤの溝に必ず数個は挟まっている尖った石ころを取り除いて北見市街へ。
 
 夏の終わりかけヒマワリの満開風景が。

 十勝牛乳でウォーミングアップして・・・

 9:20 K7沿いに見つけた「コ ン」≒コイン洗車場へ。(あ゛あ゛髪の毛短く切られすぎた)実は洗車機というのは今まで使ったことがなかったので人生初体験。(これまではペットボトルに汲んだ水で洗ったりしていた)
 ホースから全自動で水1分+洗剤入り水2分+水2分がノンストップで放出されて300円。バイク全体を洗車するには十分な時間でしたが、ツーリングでこびりついた汚れは簡単には落ちない。フクピカで拭き上げて大分マシになった。
 セルフ給油(@123.8円、20.79km/L)

 K27 開成峠で通り雨&道が濡れている。洗車した意味危うし。津別まで来ると曇り空に。
 
 R240ではなく、津別農道~美幌農道へ。予想通り広大な畑が現れ始める。
 
 広大なタマネギ畑。
 
 自然のカーペット。

 美幌のダイソーで非常食買い足し。ちょうど1袋が収まる良いサイズ。

 K995と並走するK249はあまり面白くない。大空町の農道を経てK102。芝桜公園はシーズンオフで静か。この牛のロゴマークは芝桜の季節にはどのようになるのだろう。
 
(↑動画キャプチャ)そしてお楽しみ農道@K995へ。エンジンの中高回転域をメリハリ良く使って走り、今回はここで全線の往復動画を撮影してみると、途中で鹿の飛び出しが映り込んだ。危機回避練習素材に使えそうです。
 R243を南下、こちらも道が濡れていて雨が降った跡があり。遅めに来て正解だったようだ。
 
 13:50 道の駅美幌峠へ。こちらは初北海道以降10年ぶりに訪れた。前回はここの展望台までしか登れなかったけれども、さらに道が増設されていて、

 もう一段高い場所で拝めるようになっていました。
 
 
 なかなかメリハリあり。

 R243 屈斜路湖に下りた途端ドーデモヨイ直線に限ってパトの餌食になった車が。
 パトにとってはノルマが(昇格降格さえ決まってしまう)全てなので、違反の件数さえ取り締まればあとは(安全など)ドーデモヨイのだ。スピード違反のノルマが達成できたら、あとはスピード違反などドーだってよいから駐禁違反を稼げばよい・・・ といった月毎の繰り返し。ノルマを作って警官の役職を決めつけ脅す狂ったお上人がいる限りこの体制は変わらない。
 ノルマ体制に疑問を感じる警官もいるようで、残業代も出ず夜中も土日も関係なく働き詰めでキップを切り一般市民からカネを巻き上げる行為をさせられることに嫌気を感じると漏らす人もいた。
 入浴に関しては身体を洗いたいので無料の浸かるだけダブル湯は通過。

 これはルィアル(巻き舌)で露骨すぎる。味が固そうです。
 
 
 15:45 続いて定番観光地だけども初めて行ってみる@摩周第3展望台へ。
(勿論、カネを取られる第1展望台には寄る気にならない)
 どんより霧&風で肌寒い。
 急カーブを下ってR391を淡々と北上。川湯温泉のホクレンにフラッグありの看板が立っていて、給油しなければ100円払って買えないと店員が頑なに言うので単価が高いけれども仕方なく店員給油(@131円、22.58km/L)

 K246で日暮れ迫り、網走まで淡々と向かう。
 丸万地区から北上し、北浜からR244。網走のアーケード街に去年まであったスーパーは潰れていたので、R39沿いのセイコーマートで食料購入していると、道の駅おこっぺの宿泊施設で一緒だったクラシックバイクの若いライダーと偶然再会。しかも自分と一緒のライダーハウスを目指しているが場所が分からないというので一緒に向かうことに。
 17:20 民宿ランプ別館ライダーハウス着。秋は日が短く、距離を稼ぐためにテントの片付け時間を節約するため、新たな人と出会って自分の価値観を壊すために今回はライダーハウスをよく使う。
 夕食:鶏から揚げ弁当、ヨーグルト、チューハイ(ライチ味)
 隣接された本館の風呂へ向かうと、湯船にはチ○ゲらしきものが浮いているし、石鹸にもチ○ゲらしきものが付着しているし。
 チェーン洗浄&注油を行う。先ほどの同行ライダーのチェーンへも一緒に注油してあげた。
 今晩はチャリダー&ライダー数人集まり、雑談の後 25:00 眠りにつく。

 寝場所:北海道網走市 民宿ランプ別館ライダーハウス(\800)
 走行距離:299.5km 累計:49889km
 出費:\4845(ガソリン \1852、食料 \1531)

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