▼2013/08/14 快晴

毎年8月14日に開催されています、若手スタッフにより年々演出が進化していく「安曇野花火」を今年も楽しみに向かいました。
一日中快晴、夜も夕立が無さそうな晴れ予報でしたが、バイクで臨時駐車場に向かうとグランドで土埃まみれになり、帰りの渋滞で排ガスを浴びせられ続ける鬼門、途中で仕事を終えた後輩が合流するかもと連絡を受けたので、軽自動車で向かいました。
年々混雑が増しているので、花火プログラム開始4時間前出発の、3時間前に駐車場へ。
16:00 混雑する前に明科中学校 臨時駐車場着。駐車代は昨年同様1000円(警備代や会場の安全設備代に使われるなら納得)。駐車率は60%ほど。

16:15 既に人が多くなりはじめているので、早歩き気味で打上会場到着。
昨年、少々のトラブルがありました例の一番撮影観覧に良い真っ正面の場所は、またも無駄に広い白いゴザが隙間無く敷き詰められていて、限度を超えた場所取りの大きさに白ける。1グループごとに少しずつ隙間をあけて少しでも多くのお客様が良い場所で観覧できるようにとの配慮は この人達には無いらしい。
ここを占領している人達は昨年紹介した通りマナーが全くなってないヤカラだったので、昨年宣言した通り ここには近づかない。
屋台への下り坂、ここが無料で打上場所を正面から見ることができるギリギリの範囲。
条件の良い通路左側 は既に1列場所取りで占領されている。ギリギリ1人分座れる隙間はあるけれども、こちらも後から来た場所とり軍団に正面に立たれたり三脚倒されて白ける恐れもある。

通行人がひっきりなしに通るすぐ脇という やや難条件ですが下り坂右側の、通行の妨げにならないように隅っこに座る。
大会本部へ行き、花火プログラム(パンフレット)をもらう。
焼きそばが600円とか、500mlペットボトル ソフトドリンクが300円もする屋台で飲料を買う気にはならない。
あれは、浴衣姿のオニャノ子を楽しむ 雰囲気料

その奥に、安曇野花火スタッフが直に運営していた屋台がペットボトル150円、ゴールドパックのリンゴジュース缶が100円、良心的な価格で売られていたので、こちらを1本買ってHP回復。
ここのトイレは花火が始まると1~2時間待ちという埒外な混雑をするので(本当に)
水分補給は持ってきた麦茶で一口舐める程度最低限に少しずつ。
氷で冷やさず ぬるくしてお腹を下さないようにするのもポイント。
(キンキンに冷やして飲むと、余分に疲れてしまうことがあるので)

17:00 A4用紙1枚におさまるよう自分で印刷してきたプログラムを三脚に貼り付け、撮影&鑑賞準備OK。
どのタイミングで広角と標準レンズを付け替えるか? という所まで、今までの経験から煙火師スタッフの花火の形 演出順番を予想して書き留めてある準備周到さ。

18:00 開演1時間前あたりで通路も混雑が始まります。
来る予定だった知人は、まだシャトルバスにも乗れずに大渋滞にハマりだしたらしい。仕事を早々に切り上げて向かってきたけれども、大渋滞の怖さにハマってしまったようだ。
空が暗くなってきたところで、
19:00 安曇野花火 スタート。
市長挨拶、来賓紹介など、前座が長~~~~く続く。
知っている人は、まだここでカメラをスタンバイせず、座って待っている。
19:18 消防ラッパが鳴り始め、ここでカメラをスタンバイする。予告なく、真っ暗な空に突然ドーン! と5列ワイドスターマインが一斉に打ち上がるので。
▽1.【開幕一斉打ち!】 ―――――
(花火プログラム紹介文より引用)恒例となりました、消防のラッパ隊を合図に、超ワイド一斉打ちです。
視界には収まりきらないド迫力!五臓六腑にしみわたります。

前回、標準18mmレンズで 横幅がおさまらなかった経験を生かして、今回は最初から広角レンズでスタンバイ。
思い通りにオープニングの様子を1シャッターおさめることが出来ました。
▽2.【BASIC(ベーシック)】 ―――――
(花火プログラム紹介文より引用)序盤を盛り上げる形で、牡丹、菊等基本の花火を中心に打ち上げ、色とりどりの演出を致します。
単発花火は、各種類を取りそろえています。
今年からなんと!各プログラムに全てに「ワイドスターマイン」を夜空に放ちます!


花火の演出を担当されるのは伊那火工 堀内煙火店。
冬のスキー場花火に引き続きまして、見てますヨー!
ピントリングも いじって 年々新しい撮影方法に挑戦して ますヨー!
河川敷の向こうから放たれる花火のメッセージを、アタシはカメラで受け取る。
▽インターバル1.Sky fantasy (スカイファンタジー)


今回は、それぞれのプログラムに全てワイドスターマインが入るという豪華な演出が新たに入りました。
これはとても良く、毎年鑑賞しているお客様へのマンネリ化を防いでいると思います。
一方、昨年から打上発数が大幅アップして「1万発」という宣伝句には大いに疑問を感じました。
総発数は昨年よりも1~2割少なく感じました。8/7に開催された千曲川納涼煙火大会の1万発と同じとは とても思えない。
見せ方が素晴らしく楽しさは昨年比アップしてますので良かったですが、偽りのない発数を公表して欲しい所です。(スポンサーとの事情があるのかもしれませんが。ワタシが一部担当する某花火大会では不景気で発数が見積より少なくなってしまっても正直に公表しています)
▽3.【MOVE(ムーブ)】 ―――――
(花火プログラム紹介文より引用)動きのある花火を中心に、単発花火を打ち上げます。
リイドスターマインで「蜂」と呼ばれる夜空を飛び回る花火や、「クロセット」と呼ばれる、先が "パキパキ" と音をたてて割れる花火を。
空間を最大限に生かした花火です。
花火の変化を十二分にお楽しみください!

▽インターバル2.Sky fantasy2 (スカイファンタジー)
ミュージックスターマイン
動画スイッチをオンにして、ワクワク待っていましたが・・・
前の酔っぱらいが目の前で突然立ち上がって奇声を発して寄りかかってきて三脚倒すわ、スマホの液晶が目の前に映り込んで迷惑だわ、ぶつかっておいて謝らないわで、台無しになりましたので略します。
(鳥○みゆきの如く睨んだけれども、相手は無礼な酔っぱらいカップル、後に控えた せっかくの北海道ツーリングを出来ない身体にされては困るので 関わらないようにしました)
事前に予感した通り、場所が悪かった。
後から目の前にやってきた酔っぱらいが暴れて倒れてくる状況では鑑賞に集中できないので、次回来年は もっと別の場所を探します。
現場で暴れる無礼な酔っぱらいは家の窓かテレビから見ててくれと思うし、いっそのこと屋台でアルコールを売らない方が良いのでは? とも思えます。
▽4.【FLOWERS(フラワーズ)】 ―――――
(花火プログラム紹介文より引用)丸くない花火を打ち上げます。
花火は丸い(球形)は、♪ 当たり前~~ 当たり前、花火~~ なんて歌ってしまいそうですが、単純に丸くない花火を中心に、組み合わせてデザインしていきます。
変化に富んだ形、予想外の変化にこうご期待!

下段はトラの尾のように放出される演出が入り、上段ではハートマークやニコちゃん、キティちゃん?形の仕掛け花火が次々と。

▽インターバル3.メモリアル~お祝い花火


▽5.【BRILLIAN(ブリリアント)】 ―――――
(花火プログラム紹介文より引用)安曇野花火、今年のテーマ「輝け!安曇野」に合わせ、キラキラ輝く花火を中心に打ち上げます。
キラキラ・・・今回は彗星をイメージしたような、細かい光をまき散らすものや、一つ一つが明減するような花火です。
もちろん、色とりどり!
バリエーション豊かな、宇宙空間を想像してお楽しみください。

プログラムも後半になると、2色に変化する芯割花火が出始めます。
単発演出は、じっくりと1シャッターで。


今年はやし星入りの花火も多かったです。








日本の花火の最高レベルともいえる、芯割にさらに1色加えた、八重芯が出始めました!

▽インターバル4.花火職人に挑戦!・Art fire!


解説とともに、相当な月日をかけて製作された技術の高い玉が1発ずつ、丁寧に打ち上がって安曇野の夜空を彩ります。


Art fireのトリを飾るのは勿論、昇り曲導(小花)付き八重芯、四変化!
▽6.【GORGEOUS(ゴージャス)】 ―――――
(花火プログラム紹介文より引用)金色~銀色~ の花火を中心に打ち上げます。
今までの花火も上げながら、より明るく、豪華 ゴージャスをイメージした演出です。

年々新たな花火色が加わり、面白くなっています。
真っ暗な夜空に突然紫や青緑色、白・赤色など珍しい色が混合でくるとカメラのオートホワイトバランスが色転びするので、狂わないようにホワイトバランスのケルビン値を固定して撮影するという技法も今や自然と行うようになりましたφ(._.)_

▽7.【FINALE(フィナーレ)】 ―――――
(花火プログラム紹介文より引用)これが、安曇野花火のファイナルだぁ!
超連発冠菊! 超特大ワイドスターマイン!
音楽と花火のコラボレーション!

ラストの醍醐味は、5列ワイドに打ち続けられる豪華なワイドスターマイン。
こ、ここで知人来たー!
大渋滞を抜けてやっと到着したとのこと、ラスト5分ほどとなりましたが、最後のプログラム鑑賞を一緒に楽しむ。

一瞬、儚くも次々と打ち上げられる演出。
これでワタシの夏も終わるのだなあ・・・と センチメンタルな気分も感じつつ、最後のシャッターに思いをかける。
アタシのお盆は毎日シゴトで終わり、その後の北海道ロングツーリングで、やっと アツイ夏が くる!

どんどんと明るくなっていき、白飛びしないよう、F値をどんどん大きくしていき、ここで最大!とセットした所で、

20:42 一番最後の錦冠演出にピタッとおさまり、フィニッシュ!
今年も素晴らしい花火演出をありがとうございました。
最後のシャッターを押し終えた後は拍手とともに一礼する自分がいます_(._.)_
21:00 早歩きで駐車場へ戻る。
今年はK51 河川敷沿いの臨時駐車場が無くなったので(←これは思い切った良い改良点だと思う。ここの合流で青信号が進まず昨年は20分近く要した)帰り道の渋滞は和らぎ7分ほどで抜け、牛丼屋で軽く夕食して23時過ぎ 帰宅。
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