【若いうちに】 スノーボード初体験 1日目
▼2016/03/08 やっとこさゲレンデ初滑り
今までゲレンデではスキー一筋ン十年?!で楽しんでいましたが、急遽スノーボードを始めてみました。
それまで未経験な立場から、スノーボードの見た目を 難しそう・リフト乗り降りの度に片足付け外しするのが面倒そう、キッカーでトリックするのが楽しそう・・・ 等々感じていましたが、
1.見た目カッコイイし、ボーダーの滑っている姿が自由で楽しそう
2.スキー場でのイベント手伝い時、一日中外でスキーブーツで立っているのが辛い年齢になってきた → 履きやすくて温かそうなスノーボードブーツで仕事したい(^_^;;)
3.若い人のスキー人口が何故減り、スノーボーダーが増えたのか、理由を身を以て感じたい
4.未経験なままではお客様に楽しさを伝えることができないし、挫折する辛さも分からない
5.せっかく雪国に住んでいるので、スキーもスノボもどちらも使えるようになりたい
6.イイカゲン人生のパートナーを見つけないと危ない年齢である
・・・というミョーな動機も含めてスノーボードをやってみたい思いに変わりまして、
いざやってみると若いお客様に浸透するのも納得の面白さでした。
一生モノに続ける意気込みでスポーツショップに行き3点セットを購入。
歳同じくらいの店員に相談して、初級者向きの操作しやすいダブルキャンバーなフリースタイル板と保温性高いブーツを選択。
仕事の合間に急遽午後の半日が空き、スクールの開始時間に間に合わなかったので、ゆるやかな斜面で数滑って覚える方式に。
事前に基本姿勢の大切さ、ヘルメット装着、リーシュコード(流れ止め)の装備を念入りに確認。
リフト1本だけ乗れば一杯一杯だろうか、それとも面白くなって回数券使い切るほど沢山滑ることになるか分からないけれども、平らな場所で足こぎして、リフトには乗れそうだワと、思い切って半日券を購入。(そのモトを取れるほど沢山滑れるだろうかという不安半分)
(▲ラチェットの固定位置間違ってましたシ 次の日スクールで正しい締め方を教わりました 後日談(^_^;))
スノーボード初デビューに選んだのは栂池高原の鐘の鳴る丘ゲレンデ、初級斜面。春の暖かさで雪ザクザク気味。
1本目。まず起き上がれ・・・ 起き上がれない。
ターンの度にシリモチついて転ぶ。まるで生まれたての小鹿状態。
スキーもそうですが、スキー&ボードの初体験1~2日目は まず上手くいかないもの。ソレを超えられるかどうかでその後続けるか止めるか病みつきになるか人生の過ごし方まで決まっちゃう。
スクール未経験で いきなりゲレンデ上部に連れて行かれた初心者パターンの転び方を この1本 800mの滑走で全て経験したことと思います。
頭の中を一瞬「とんでもない道具を買っちまったな~」と思いがよぎるも、お金出して買っちゃったので後戻りは出来ない。
汗ダラダラの息ゼーゼーで降りてきた所で学生グループから声をかけられ、「集合写真とってくださ~い」と。
「(ゼエゼエ)もちろん、いいですよ~(ゼエゼエ)」と、初心者の洗礼を受け、手ぶれ起こさないようスマホの構えはシッカリ、思い出作りを手伝う。
明るい色のウェアに身を包まれてゴーグルで顔隠れてりゃ(きちんと安全装備をしてたので)ゲレンデマジックが起きるようで、相手は まさかボード1本目を今 初滑走し(というかほぼ転んで降りてき)た超初心者とは思ってないだろう(笑)
暑い日差しが出てきて2本目。右ターンは ゆっくりと曲がり、止まれるようになった。
左ターンで へっぴり腰になると逆エッジでひっくり返り、アブナイ。
ヒザを曲げて、思い切って体重移動した方が うまくいくようだ。(バイクの経験が生きた)
勿論、視線は遠く広く(これもバイクの経験と似ている)
2本目も汗ダラダラの肩で息する状態で麓まで降りた時、レストハウスの自動販売機は天使が降りた如く光り輝いて見え、この時飲んだポカリスエットはン十年のスキー場経験で一番美味しいと思える効果に驚きました。
リフトに乗っている時は、他のボーダーの滑り方を念入りに研究。
3~4本目の滑走で緩斜面での左右ターンが 幾分スムーズになってきた。
5本目で、その都度水分補給しなくても済むくらい心身の余裕が出てくる。
10°前後の緩斜面でスピードが ゆっくりなので、逆エッジの前兆も分かるようになる。
滑り始めて1時間、リフト6~7本目で(←多いか少ないかは読者の判断にお任せします(^_^))、転倒せず麓まで降りられるようになり、スノボ楽しいじゃん! とドーパミンが出始める。んで油断すると転ぶ。
2時間後、色気づいて一本上の初中級コース:鐘鳴るスカイライナー4へ。
ガクッと急になった斜面ではスピードが出過ぎてターンでシリモチ。
ゲレンデの真ん中で転倒してアザラシ状態になるのも無理はないなと思った。
経験が浅いうちはビュンビュン飛ばしている人で行き交う急斜面へ行かず、恐さが先行しないよう緩い斜面で 身分にあった所を選べばいい。
とかく停まれるように木の葉滑りやサイドスリップでブレーキを集中して練習。
さらに中級斜面の丸山ゲレンデへ。
さすがに来るのは早すぎた。
スーパーマリオのステージ1がクリア出来ないのにステージ3に連れて来られたようなものだ(笑)
辺りには、友人同士でイキナリここに連れてこられて諦めて板を外して降りている気の毒な方もいましたが、ワタシは木の葉滑り状態で平常心を保って降りきった。 → 膝ガクガク、無駄に力が入っている。
楽しい時間はあっという間に過ぎ(^_^) 午後4時まで、たっぷり14~15本は滑ったので半日券のモトは充分とれ、最後の1本は気温上昇で雪が緩み、ほとんど徐行状態。辺りの初心者ボーダーは諦めてオシリ滑り(←危ない)している中、ワタシは真面目に ゆ~~~っくりと滑ってフィニッシュ。
今日半日で、スキーの一生分以上?と思える転倒回数を重ね、都度ひょいと起き上がりましたが、
・背中のリュックに入っていたカメラ → 無事
・ 同じく、Nintendo 3DS LL → 無事 数名とすれ違い通信
・ 同じく、カロリーメイト → 割れてなかった(奇跡的)
・ 手袋 → 絞れるくらい汗かきましたが、破れることも無く無事
・ お尻 → 一生分相当シリモチつきましたが、無痔
両手が自由、1本の板で ふわふわと滑っていく感覚。
スキーも良いけど、ボードも楽しい! と虜になりました。
半日で緩斜面は滑れるようになったので(←個人差大いにあります) 緩斜面の積雪が無くならないうちに次回はスクールの初心者コースに入って基本を習おうと思います。
スキー場シーズンの終わり際にスポーツショップで割引になったボード板を買って、
来年の今頃には全コース楽しく滑れるように練習でスネ。
気になる筋肉痛は当日の夜&翌日の朝 早々に一括払いでキタので、まだ若いということにしておきマショッ。
何かの機会でスノーボードに初めて行く場合は、(特にスキーも未経験の場合は)ケチらずにスクールの初心者コースで1~2日習うか、10°未満の超緩斜面初級コースから練習した方がベターです。転倒時の姿勢が悪いと頭を打って危ないので必ずヘルメットと、できれば肘・肩・尻パットも装備しましょう。(経験者が語る)
▼そんでもって
早速板 購入★(年齢や身長は事実に基づいた構成をしておりマス)
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