<908日目 集中豪雨土砂災害 川氾濫危機>
▼2010/10/20
昨日よりも激しい雨音で目覚める。
ラジオ曰く、ビッグⅡ前や赤尾木地区が冠水通行止になり、大雨&土砂災害警報も出て、川の水は真っ茶色に海へと流れ出ている。
避難勧告が起きそうなレベルでは・・・
納豆ご飯にネギ大量mixな朝食。同泊者から味噌汁を頂く。
別の店で購入したドラゴンフルーツ(白)は甘みがあり美味い。
バスの1日券を購入して奄美パークへ行こうとバス停へ向かうが、念のため冊子を見返すと、今日は月に2回のまさかの定休日。アブナイ^2 宿へ引き返す。
バケツをひっくり返したような激しい雨が降り続く中、ラジオでは交通・災害情報がヒッキリナシに流れている。合間に島唄。
12:10 台風を思わせる豪雨になってきて瀬戸内のR58が通行止との情報が入る。住用地区に避難勧告。
昼食:スープヌードル、カロリーメイト×2
14:20 NHKでは大雨情報字幕が常時流れ、FMは大雨情報流れっぱなし。時間あたり雨量が120mmを超えたという。
このままではライフラインが絶たれる危険があるので、今のうちにスーパーへ食料購入に向かう。
宿のオジサンから車で温泉に向かうとのことで誘われる。久しぶりの湯船で身体を休めたいと思っていたが、この豪雨で向かえるのだろうか?と心配しつつ。
15:20 雨の降りはますます激しくなってきて、
R58 朝戸トンネルを越えた所で冠水していて通行不能になり引き返す。
16:40 宿の前の道も水が逆流して溢れ出してきた。
このままではバイクごと流されてしまう危機が迫っていたが、17:30の満潮時刻になったら若干水がひきはじめたので避難は免れた。空気が土砂臭い。
かんぱち&キハダマグロの刺身を半分ずつ食べていて、ふと外を見てみると、玄関前の道路も冠水して同泊者の自転車が流されはじめている!
私のバイクもタイヤが半分水に浸かっていて流される寸前であったのでヘルメット被って雨具を羽織って、3匹の犬と共に玄関入口の僅かな通路隙間に入れさせて頂いた。
水に浸かったバイクがこれほど重い物だったとは。
そのうち宿の玄関前にも水が入り始めた。これ以上水位が上がってバイクが流されたら??? 2階にとり残されたら??? という最悪の事態もありそうだ。
▽冷静にしかし心は動揺を隠せずに以下の処理開始。
避難指示が出た時のために、小さな鞄1つに最低限の必要な物(日記帳・写真データの入ったカード・雨具・非常食)を入れて待機。しかしここが冠水したら何処にも逃げ場が無い。
ヘッドランプを頭に装着。
ペットボトルに出来るだけ水を溜めておく。
3~4日は過ごせる分のレトルト食品・米・ガスカートリッジを用意。
FMラジオを付けっぱなしにして災害情報を随時確認。
私の居る部屋の寝袋とエアマットがグッショリ濡れていて、頭上を見たら天井のあちらこちらから雨漏りし始めていて、隣の4号室へ避難。
22:00 玄関前の水は引いてきたが、雨は激しく降り続いていて警戒態勢が続く。
そのような中で、同泊者の方がダイビング&人生経験豊富な方で表事情から裏事情(!)まで濃い話を色々聞かせて頂いた。
このまま語り明かし続けて互いに不安な夜を乗り切ろうと思ったが疲れが出てきて、全ての無事を願いつつ未明に眠りにつく。
奄美大島22日目
寝場所:ゲストハウスやどかり(22泊目)
走行距離:0.0km
出費:\1937(飲食 \1937)
« <907日目 久々に一日中雨> | トップページ | <909日目 雨 豪雨災害翌朝> »
「07-日本一周(九州・沖縄)」カテゴリの記事
- <939日目 晴 九州帰路を山へ海へ>(2010.12.25)
- <938日目 曇→雨 そして帰路へ>(2010.12.21)
- <937日目 爪ある鷹は脳を隠す(アイアイ)>(2010.12.14)
- <937日目 圧巻 慶良間マリンブルー>(2010.12.10)
- <936日目 曇~晴 慶良間ラストダイビング 後編>(2010.12.06)
コメント