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カテゴリー「14-東北・三陸田んぼアート '14」の7件の記事

2014年8月31日 (日)

【2014 東北田んぼアート 5日目 小野川温泉 田んぼアート】

▼2014/07/18 雨→曇

 弱い雨が降ったり止んだりの朝。
 カロリーメイトとソイジョイ、プリン味豆乳というマニアックな飲料で朝食。

 9:30 出発。K14~R4バイパスで南下。

 湿度80%。
 車の窓を全開にしても 食中毒&カビ・ダニ警報 ダブル警告な夏の雨。

 セブンイレブンで100円アイスコーヒーを水筒へ補給。
 

 R113~K101~R121で米沢市へ。

 第9回 小野川温泉の田んぼアートへ。2年ぶりの訪問です。

 今年のテーマは、「伊達政宗・支倉常長」

 左側が伊達政宗、

 右側が支倉常長(ハセクラ ツネナガ)

 山形県ブランド米「つや姫」と6色の古代米、計7種類の稲によるアートでした。

 R121バイパスは峠付近で激しい雨。

 福島県へ入ると・・・

 Majiで 給油する 5秒前。(広末J-POPは遠く なりにけり)

 喜多方市式 スキヤルプ フエル ケア。
 生々しく効きそうな手書き看板です。

 遊泉で喜多方ラーメン(大盛塩味 \570)
 あっさり太麺で美味しい。

 喜多方市式 看板の見やすさを究極に極めた例。

 「店」 一文字!

 実は左隣から繋がっていたという 仕掛けつき。

 大通り沿いに商工会経営の昭和レトロミュージアムを見つけたので、初めて寄ってみる。
 中に入ると・・・ 昭和時代を築いた物作りJAPAN製品が沢山!

 懐かしいのではなく、道具が道具として ちゃんと機能している面白新しい!と感じる数々。

 安かろう量産かろう商品が溢れ、多機能な割にどの機能も中途半端な魅力ない製品は要らない。
 一つの機能がマトモに使える良い商品なら価格相応の魅力がある!と感じる21世紀の今日この頃。

 ダイヤルのチャンネルをカチャカチャと回す赤いアナログテレビ、色褪せた水色の羽根式扇風機、どちらもウチにあるべ!
 30年近く現役で動いていますが、もうこれは骨董品 レトロ扱いなのネ。

 明日から喜多方の商店街で「喜多方レトロ横丁」イベントが開催されるという。
 土日休めない身分柄、このようなイベントを見ることが出来ないのが残念ですが、平日の渋滞回避で相殺されていると思うしか。

 次回は、このようなお店巡りもしてみたいですね。

 会津坂下のファミリーマートでアイスコーヒーを購入して水筒へ補給していると、雨がザーザー本降りに。

 車というハイテクな屋根付き乗り物のお陰で、雨が降ってもワイパー作動させて、轍に溜まる水に気をつけて窓を少し開けて曇らないよう換気しながら走れる有り難さ。

 タイヤの数が2倍になって屋根と壁に囲まれるだけで、悪天候を気にせず走り続けられる便利さを毎日実感する旅となりました。テントの布地がハードケースになったかのような安心感です。

 西会津から高速に乗り、新潟に入ると不思議と晴れ。

 米山SAで 日本海三色そぼろ丼 茶漬付 \820 というボリュームある夕食を食べて、22:00 帰宅。

 初めての車を使った車中泊旅行でしたが、
 A-STYLE社製でオーダーメイドで作ってもらったジムニー用 ベッドキットは雨の中、ドアを開けなくても1分ほどで簡単に設置でき、暑さ対策としてドアに挟むウインドネットプレートと合わせて 外気温9~29℃の中、計5泊の宿泊費ゼロ、喉を痛めることもなく体調良好、実に快適な旅が出来ました。

 バイクに乗れない冬の季節や、天気が雨雪の場合、マニュアル車での車中泊旅行も良いですね。

 もちろんバイクでの運転・撮影の楽しさ、敢えて天候の影響をモロ受けるキャンプロングツーリングも今までと変わらず行っていきたいですが、収入の少なさと休日の少なさ、現実との闘いとなりそうです。

 車走行距離:473.2km
 車平均燃費:18.7km/L

2014年8月22日 (金)

【2014 東北田んぼアート 4日目 荒浜海岸で手を合わせる】

(4日目 角館田んぼアート編の つづき)

▼2014/07/17 夕方

 16:30 仙台港ICで下車。

 未だ行方不明の知人を探しに、若林区の荒浜海岸に震災後初めて向かいます。

 平成の大津波から約3年半、そこで見た現状は・・・

 K10 荒浜地区に入った途端、言葉を失う。

 消えてしまった街。

 コンクリートの土台のみが残った地面。

 どんな家族と命の物語が入っていたのだろう。
 切なさに涙も溢れる。

 若林区に住んでいたファミリーは今どこへ。

 音信不通で未だ行方不明とのことで、住宅跡に手を合わせ、無事を祈り、
 海岸線へも手を合わせて平成の大津波で犠牲となってしまった方への冥福を祈った。

 南へ下り、KUMA食堂で夕食。ラーメン+塩味がしっかり効いたおにぎり。
 地元の人との会話で、遙々ここまで来たことに感謝され、長い休みがもらえなくなったダノ職場がシュラバーだの落ち込んでいたワタシが地元の人から元気を分けてもらい恐縮です。

 えだまめ、きゅうりまで頂き御馳走様でした。

 セルフ給油:車燃費 18.75km/L。
 20時までの鎌倉温泉は間に合わないので、深夜営業している名取の極楽湯へ。560円。立派な施設で食堂も安い。

 雨の降り出したR4、K25は狭くて暗くて恐い山道。

 道の駅 村田近くの駐車場で、降りしきる雨の音を聞きながら文庫本を読みつつ車中泊。

 車走行距離:400.2km

2014年8月10日 (日)

【2014 東北田んぼアート 4日目 角館田んぼアート】

▼2014/07/17 曇/雨

 4:40 朝は10℃!
 心地よい冷え込みに、寝袋の中で二度寝。

 大深沢展望台まで移動して、
 おにぎり×2、ゼリー、ブルーベリー味豆乳飲料で朝食。
 雲海は見られず。

 盛岡経由だと大分遠回りになるので、昨日登ってきた道をそのまま下り、R341へ。

 強い酸性が効くという玉川温泉は・・・
 途中の展望駐車場は有料だし、

 この入口を見ると、モロ湯治場。日帰り入浴に来たワタシは場違いな気がしてUターン。

 温泉から出る玉川の流れは、不思議な茶褐色。

 アップダウンは多いけど快適なR341を辿る。

 急遽角館へ寄ることにしたので、途中K321から山の中へ入ろうとした分岐、

 宝仙湖のエメラルドグリーンが、これまた神々しい。

 R105 大仙市。
 角館の田んぼアートを見に向かいます。

 単線線路の鉄橋下には、農作業と清掃風景の紹介がありました。

 「おれどこ とにゃでけれな」

 仙北市式方言で書かれてます。
 (これは昨年の写真でしょうか)

 「まんじこのごみ、どごからくるもだべな」
 「かみがら だべしゃ」

 これは地元方言と似ているので、何となく分かりますネ。


 「おえおえ おみゃだ、おやだがの はなしこ、きげであー
  怪我したら なもにゃぞ」

 「なーんだて 雨降りだにゃが」

 「なんだて ミジよげだおの」

 これは翻訳して頂かないと、「親方の話聞いてないと、怪我したら どうにもならんゾ」「雨降ってるワー」しか分かりません(^_^;)

 「だえたえ こたもだが」

 → 地元式方言では、「なから こんなもんど」

 ・・・という秋田の方言を学んでいたら、頭上に電車がやってきました。
 ちょうど徐行運転して通過したので、そちらの方面を見ると、そこに田んぼアートがありました。

 秋田内陸縦貫鉄道 日本昔話田んぼアート
 「つるの恩返し」

 7月中旬、ちょうど見頃の真っ最中でした。(階段付きの無料展望スペースあり)
 ここを含めて線路沿いに計4カ所、電車の車窓から一番綺麗に見えるよう作られているようです。

 角館駅へ行き、ここの田んぼアートのパンフレットをもらいにいくと・・・

 萌えっ!

 K11 大曲の田園地帯を南下。

 バカボン口調が乗り移った のだ。

 横手市の栄助寿司で昼食。岩舟三昧握りが美味しかった。

 横手ICから秋田道へ。

 錦秋湖SAで休憩。マイマイガが大量発生していて、足の踏み場もないほど床に散乱、窓にビッシリ貼り付いている。

 一関あたりで にわか雨。

 長者原SAにて。バイクの看板が 妙に 立派 な のだ。

 16:30 仙台港ICで下車。

 未だ行方不明の知人を探しに、若林区の荒浜海岸に震災後初めて向かいます。

 平成の大津波から約3年半、そこで見た現状は・・・

 (つづく)

2014年8月 7日 (木)

【2014 東北 3日目 田舎館 第2田んぼアート「サザエさん」編】

(前回 第1田んぼアート見学編の つづき)

 10:00 道の駅田舎館の、第2田んぼアート。
 7種類の稲が使われている芸術作品鑑賞へ。


 2014年 田舎館村 第2田んぼアート 「サザエさん」

 アニメ「サザエさん」が10月5日で放送開始45周年を迎え、その日に青森で記念事業「みんなのサザエさん展」が開催されることから、この図柄になりました。
(↑パンフレットより引用)

 へぇ~ボタン(←SIGO)
 テレビって45年も前から放送され続けているのですねぇ(←SOKOKAYO)

 アナログは遠く なりにけり・・・

 デジタルに疲れて 過剰な道具は買わずにアナログと使い分けてるアタシです(←電子機器疲れKAYO)

 下から見ると こんな感じですが・・・

 展望台から見ると、立派な波平さん&ネコのタマ!

 こちらも人と比べた大きさに刮目です。

 ここまでで鋭い方は気づいていましたが、

 サザエさん の、「ザ」が消えかかってます。

 これは穂が実る頃の後半にかけて色づく予定とのこと。

 ここの45「th」も、その品種のようです。お盆後半に来られる方は ちょうど色づきの時期に重なって楽しめると思います。

 レストランで弘前ラーメン+イクラ小丼を御馳走頂き、ありがとうございました。
 来年も楽しみにしています!

 道の駅売店に、田舎館イメージ萌えキャラの大きな旗が売っていて、、、

 ツンデレキャラ萌えな筆者は勿論買ってしまいました。お部屋の壁に飾るのにちょうど良い大きさ、ヲタク万歳。

 R102沿いで車のセルフ給油。傾斜の少ない下道を 50~60km/h巡行が続いたので何とびっくり、19.51km/Lという購入以来最良値となった。

 大鰐を過ぎて R282 坂梨峠あたりからザーザー雨。

 バイクなら小坂町からのK2~十和田湖まわりのワインディングを堪能したい所ですが、
 オンボロ軽号なので、淡々と南下します。

 小坂町で、取れまくりなスイッチ オン。

 16:00 道の駅かづので休憩。
 自転車で2回目の日本一周というチャリダーはオジイサン。デジカメ持ってるけどネットはやってないので、メモリーカードに撮りっぱなしという。うーむ、活発に名刺交換とかしないのねえ。

 良くも悪くもネット配信のリスクを負わない、自己完結型の旅パターンだ。

 鹿角市街 五の宮の湯で入浴。500円でゆったり。
 雨が降っていても車の中から傘をさして濡れずに施設まで移動できるというハイテクさが素晴らしい(←どれだけバイクしか乗ってない生活してたのYO!)

 バイクで雨の中走る辛さからすると、車での移動は、大雨で窓ゴムから多少雨漏りしても気にならないほど快適。

 スーパーで翌朝用のおにぎりを買った後は、道沿いに ふと見つけた、「八幡平ドライブイン」で夕食。
 カルビ焼肉丼 \800は、ゲレンデ食堂を思い出す味。付け合わせの味噌汁と漬け物は美味い。

 涼しい所で寝たいということで、標高の高い八幡平を目指す。

 K23 アスピーテラインは、重量級軽自動車だとパワーなくて登りが重い!
 ギアは3速、40km/hでエンジンが うなるうなる。
 MTでコレなので、ATはもっと大変で燃費悪くなると思う。

 19:00 途中で神々しい赤紫色の夕焼けに出逢う。

 山頂の見返峠Pに到着。なんと12℃! 涼しく強風吹き荒れる。
 車内も27℃→15℃まで下がったので、汗をかかずに快眠できそうだ。

 小屋のトイレは真っ暗で夜間は使えなさそう。
 
 マットと寝袋を敷いて寝床が出来た所で ぬるくなったチューハイ キウイ味で晩酌、セブン&アイプレミアムのビーフジャーキーが美味い。テングジャーキーより好みかも。

 夏なので登山客が多く車中泊してるかと思ったらワタシ以外ゼロ。
 雨&強風&冷え込みという車の旅では好条件が重なって、自己と向き合う一人静かな夜。

 車走行距離:151.9km
 車平均燃費:19.51km/L

2014年8月 4日 (月)

【2014 東北 3日目 田舎館 第1田んぼアート「富士山と羽衣伝説」編】

▼2014/07/16

 岩木山から鱗雲が広がる、涼しい朝。
 車の中で おにぎり2個と 500mlヨーグルト残り半分食べて、出発。


 弘前市街にて。
 文字で見ると改めて濁点の多さに気づく津軽の方言。

 ワタシの地元も電車は2~3時間に1本という地域ですが、うぬうぬど わだらない よに。

 昨年の写真を目にとめて頂き、展望台の警備員をされていた方に誘いを受け、一緒に田舎館村役場へ。

 第1・第2田んぼアートを一緒に見学することになりました。ガイド付きで有り難う御座います。

 まずは9時の営業開始時間とともに、役場内の第1展望台へ。入場料は各200円。

 田舎の夏休み期間前・平日・朝一番 という好条件を狙って来たので、並んでいたのは高齢者のお客様が10人ほど。エレベーターは1回で乗れて混雑・待ち時間なし。


 2014年 田舎館村 第1田んぼアート 「富士山と羽衣伝説」

 まずは10~17mmレンズで一枚。

 平成25年に世界遺産に登録された日本最高峰富士山と、三保の松原から天へと舞い上がる、羽衣をまとった美しい天女を、7色10種類の稲を使って表現します。
(↑パンフレットより引用)

 次に常用18~270mmレンズに付け替えて、展望台をもう一周。(←待ち時間が発生していない すいている時のみ係員に申し伝えれば可能)

 こちらが羽衣をまとった天女で、

 こちらが富士山。
 道の真ん中に丁度軽トラが停まっていたので、大きさが良く分かります。

 お盆の週末には90分待ちの行列が発生する人気の高さ。
 規模の大きさと稲の色合い、美しさは全国トップクラスだと思います。

 片道700km、2日かけて遠路はるばる来た喜びも一入。

 日々の田んぼ管理、お疲れ様です!

 羽衣の上を渡る姿が神々しく見え、動かしながら一枚。

 田んぼアート下端には、毎年 苗の色別に品種紹介されています。赤色は「べにあそび」

 白色は「ゆきあそび」

 橙色は「あかねあそび」

 試行錯誤を重ねて出来た あそび ごころが重要ってことですね :-)

 こちらの白穂は、色づくのは まだこれから。

「白穂 青系 赤 174号」

 混ざって出来るのは 何色なので しょう(?_?)

 30分ほど経って駐車場に戻った時には、20~30人ほどのお客様が並び、10分ほどの待ち時間となっていました。こういった混雑する所の見学は平日の朝一番、早めの行動が吉ですね。

 続いて、道の駅 田舎館の第2田んぼアートへ。こちらは第1に比べると展望スペースが広く空いているので、第1、第2の順に巡るのが良さそうです。

 昨年新規開業した「田んぼアート駅」に ちょうど良いタイミングで電車が入ってきました。
 「運が良いねぇ~」とガイドの方から言われる。

 旅を重ねると、どんな偶然も有難く受け止める寛容さが身につきます。

(つづく)

2014年8月 1日 (金)

【2014 東北田んぼアート探訪 2日目 蒼深い 十二湖 編】

▼2014/07/15 曇

 4:00 一面霧で朝焼けは見えず。

 涼しい風が吹き続き、寝袋も良く乾く朝。
 6時のNHKニュース聞いた後に出発。テントが無いことで こんなにも早く出発できるとは!

 大潟村に降りて、本日の登山@日本一低い山 標高0mの大潟富士。猛暑になる前に片道20秒の山登り。
 登山道入口には しっかりと記帳ボックスもあり。

 ぴょい~ん ぴょい~ん カンガルーの カンガルーの カンガルーのように~ ジャンプッ♪
 筆者ネプテューヌV脳に感染のため看板見ただけで脳内再生中。

 能代の吉野屋で朝食。
 30℃超えで車の窓全開。ローソンの溶けにくいというキャプションのカップ入り氷(210g \128)が、ちょうど500ml水筒の中へピッタリおさまる。これに りんご味いろはすを継ぎ足して水分補給。
 ミント味マーブルチョコを食べた直後だと飲料の味がワカラネ!

 2013年にバイクで東北田んぼアートを訪問した時に通り過ぎてしまった十二湖へ向かいます。
 この中で、隅っこに小さくある「青池」が特に色が濃いのでオススメとのこと、

 一番近い有料P(車は\400)へ停めて、徒歩で7分ほど。

 最初に見えてきた鶏頭場の池は緑。

 奥に行くほどに美しいグリーンとなっていき・・・

 11:30 青池に到着。

 不思議な蒼さに吸い寄せられそうな色合い。
 虫刺され防止のために、筆者は薄長袖のバイク用速乾シャツ&ジャージ装備です。

 北海道の神の子池、美瑛の青い池とは異なる、不思議な色合い。
 これで三大青い池へ訪問しました。
 どの池もコトバで言い表せない美しさがあり良いですね。

 時折日が差すと さらに美しいコントラストへと変化。
 最果ての山奥まで来て目の保養になりました。

 ここの池も沈んだ木が朽ちずに残っている。

 湖底には魚の姿も。

 バスツアーの団体旅行御一行様が ドワ~~~ッと来て一時混雑しますが、業者に設定されたハードスケジュールに追われているようで、数分で静かになります。

 東北式 御親切すぎる看板。興奮して足早に過ぎずに、立ち止まって時間を有意義に使いましょう式な。
 毎朝のラジオ体操にも取り入れられているほどに、深呼吸は大事。

 にわか雨予報が迫っていて、「時間がないのでここは通り過ぎます!」とバスガイドさんは過ぎていった 帰り道途中の沸壺の池。

 こちらも日差しとともに青から緑への色彩変化が楽しめ、時間をかけて鑑賞しました。

 駐車場の物産館で辛口グリーンキーマカレー500円。ここに来るのはツアーの高齢者が多いからか、量も価格も控えめで、散策帰りのお腹には丁度良かった。

 R101 コンビニも道の駅も無い海岸線をさらに北上、西津軽郡の深浦へ。

 14:10~15:20 黄金崎 不老ふ死温泉を初体験。日帰り入浴は600円。
 受付で橙色のリストテープを手首に巻かれて、これを破らないよう慎重に御入浴。

 海岸線の露天風呂に入るには独特のルールがあり、

1.まず内湯で身体を洗ってから、拭き上げて服を装備。

2.海岸線へ歩いていき、装備を外して男女別の瓢箪型な浴槽でワイルドな露天風呂を満喫
  再び身体を拭いて服を装備して、内風呂へ。

3.シャワーを浴びて、三度拭き上げて服を装備。

 という、3回服を装備/外す儀式で少々の手間がかかります。
 

 海岸線に迫る日本海の荒波を感じながらの露天風呂は茶褐色で丁度よい温度、ワイルドに楽しめました。

 車に戻ってタオルを乾かしながら、波の音をバックに、氷入りの いろはすを飲んで日記に加えて今の心境を書き連ねていく・・・ 極上の まったり時間。

 日常のセカセカで忘れがちな過ごし方を思い出させてもらえます。

 イトーヨーカドー弘前店 地下1階で食料購入。買い物すると駐車場は3時間無料という有難い仕様。

 岩木山スカイライン8合目への有料道路は夕方でゲートが閉まって間に合わないので、桜林公園キャンプ場へ。

 キャンプ場内は夏の時期なので蚊の襲来が凄い。

 弘前市街地よりは標高が高いので、夜になると21℃まで下がって過ごしやすい。

 駐車場の隅に車停めて、窓に防虫網戸パネルをはめ込んで、マットを敷いて、

 竹寿司10貫、野菜サラダ、スパークリングワイン、津軽リンゴ丸かじり。

 弘前市 六花酒造製 りんご酒。300ml 550円の高級品をロックで冷やして一杯!
 セブン&アイのビーフジャーキーに津軽せんべいにチーズにと おつまみも奮発。

 辺り一面静寂な中で ゆったりと夕食。

 岩木山と星空は雲に隠れ、外は蚊の猛攻が引き続くので、トイレは携帯トイレで、歯磨きも手持ちの水で済ませて就寝。

 車走行距離:240.2km

2014年7月30日 (水)

【2014 東北田んぼアート探訪 0~1日目 警察からの職務質問は心理戦編】

 今年の夏も東北 田舎館および周辺の田んぼアート見学に行ってきました。(おそらく、これが今年最初で最後の長期旅行@わずか5日(^_^;;;)
 復路では未だ行方の分からない仙台市若林区に住んでいた方の住宅跡、3年半越しの東日本大震災被災地を訪ねます。
 ワンオペでシゴト2人前くらいしてるし、未だ行方の分からない知人へ、津波の起きた海岸で手を合わせてきますのでと何とか頂いた5日間。

 今回は雨予報が多く、ビジネスホテルの宿泊も取れず&猛暑の中テント泊まりは辛いということで、マニュアルギアの軽自動車に車中泊マットを積んで、宿泊費ゼロで行ってきました。

 車内30℃超えてもエアコン使わず窓全開、バイクのように風を感じてのロングドライブ。
 雨でも予定が狂いにくい車ならではの恩恵を感じながらの旅です。

▼2014/07/14 雨→曇/晴

 前夜に新潟で1泊し、1日目は上越からスタート。

 暑さ対策として、コンビニで108円のカップアイスを購入し500ml テルモスの水筒に入れておき、さらに400ml テルモスのコップに氷を少しずつ移し替えてアイスコーヒーやスポーツドリンクを入れて少しずつ飲んでいくという手法。

 北陸道 黒崎PAで朝食。前夜に購入しておいた氷は、水筒の中で12時間経っても半分以上形が残っている。これにアイスコーヒー&牛乳混ぜ。

 R7を順調に北上して、道の駅 象潟で昼食。バジル塩ラーメンと いちじく&ジャージー牛乳ソフトクリーム。どちらも美味い。

 トイレには、自転車でカンパ頼りの日本一周(25周目)なチャリダーがいたが、これは生き方の方針が何か違うと思い、ワタシを含め皆素通りしていた。


 秋田市街地にて取れまくり看板。ユムシって新種の水虫みたいな(^_^;)

 セルフ給油。車の燃費は19.42km/L。


 ナノポリマー洗車が半額 500円!という  萌え~な 看板に惹かれ、機械洗車というのを人生初体験。マットクリーナーが無料で得した気分。

 寝場所候補の一つにしていた、寒風山へ。駐車場に車のドリフト跡があるのが気になるが、跡が古いので大丈夫かと判断。お店は全部閉まっているがトイレは使えるので充分。

 助手席に 2次元の嫁 初音ミクたん スーパーで購入した食材を広げて夕食。
 まぐろ寿司にハッシュドポテト・シーザーサラダ。
 マイバッグ持参で、勿論箸とスプーンもバイクツーリングで使っているマイ食器をそのまま使用。

 19:00 日没。

 男鹿半島へとサンセット。

 片道20kmほどのポルダー潟の湯に入浴。
 22:00過ぎ 展望台駐車場へと戻ると、パトカーが後ろからピッタリついてきて、K官からの職務質問を受けてしまった。何と人生初であります(笑) 今までバイクで延べ数百泊野宿時に良く遭わなかったものです。

 窓をノックされたので、すかさずドアロックしたまま わずかに窓を開けると、

 K官(2人組):「珍しいナンバープレートだったので声かけさせてもらいました。ちょっと宜しいですか?」

 ワタシ:「どういった ちょっとですか?」

 K官:「(ナンバープレートの地名)○○からですか、今日は どちらから来たんですか?」

 と質問されつつ、K官の目は車内をキョロキョロ見回している。シャブや刃物を持っていないか、飲酒運転してないか、不審者でないかチェックされているのだろう。

 ワタシ:「(ちょうど書き込み中だった手書きの日記帳を見せて)ここから出発して こういうルートで来ました。証拠のレシートもあります。(と、道中買い物をしたレシートを見せる)」

 その後も、「旅行ですか?」「何日間ですか?」「どういったルートで回るんですか?」と次々と詰問を受けた。

 質問の裏には、挙動不審でないか、受け答えが不自然でないかなどを鋭く見られていることが分かる。

 最後にK官から、「旅先で万が一トラブルに巻き込まれると困りますので、名前、住所、電話番号を教えてください」と言われた。

 ワタシ:「名前と住所は免許証記載の通りです。」

 K官:「珍しい住所ですね。。。こちらは何県ですか?」

 市町村名に対する県名を知らないとは、随分オチョクラレたものだ。
 相手の身分は、おそらく一番下の巡査だろう。

 K官:「ご協力ありがとうございます(といって免許証返してもらえた)。では、連絡先の携帯番号を教えてください」

 ワタシ:「それは個人情報ではないですか? 携帯電話は持っていないのですが。珍しいと思われるでしょうが、辞めない限り厚生年金や退職金で将来保障された貴方と違って ワタシは明日どうなるかも分からない 保障も何も無い爆安給料ですし、頭を使わなくなる過剰な道具は必要ないですし、そういったものにお金使う余裕ありませんので」

 K官:「そうですか・・・(と言い、ワタシの発言をメモしている) ・・・ならば自宅の電話番号を教えてください」

 ワタシ:「教えないとダメですか?」

 K官:「はい」

 ワタシ:「これから連絡するのですか?」

 K官:「いえ、そうではありませんが、、、万が一旅先で事件などあった場合は困りますので・・・ 教えてもらえないのですか?(と言った途端、目つきが鋭くなる)」

 ワタシ:「そこまで個人情報を教えないと不審者扱いされるのですか? 今日ラジオで、○゛ネoセの個人情報売買事件が報道されたばかりですが」

 ・・・ここには書けない K官との 際どいやりとりが続いた。一言一句を丁重に受け答える。

 職業病柄スマイルで最低限かつ的確な回答で返しつつも、K察の一言一句を全部メモして、動向を注意深く観察する。

 こちらは全くヤマシイことは無いが高圧的なK官の態度はどうも許せない。田舎のオマーリサンということで、雑談を挟んで一応会話は柔らかくなってきた。

 K官:「カメラは 何て機種を使ってるのですか?」

 即答できるかどうかで盗品の恐れはないかチェックされている。

 K官:「今夜は どこに泊まるのですか?」

 この質問きちゃいましたネー。正直にここで1泊したい旨を伝えると、気をつけてと、一応禁止ではないお許しを頂いた。

 K官からK察手帳を見せてもらえなかったので、コスプレした偽者で個人情報を某ブラック企業のように売りさばく人だったらドースンネンという疑いがあっても、一般市民がK察には勝てない図式がここでも成立した。

 結局嫌々と個人情報を教えなければならない羽目になり不愉快であったので、こちらから罠をはっておいた。

 ワタシ:「今回の職務質問中に一度もK察手帳を見せてもらえせんし、貴方は名前すら名乗っていないですよね。本物のK官かどうか未だ信用できませんので、こちらも一つ抵抗させて頂きます。教えた情報の中に、業者ごとにある所の文字を微妙に変えて個人情報を登録していますので、万が一情報が漏洩した場合は、出所が特定できるようになっています。それを承知で今回の個人情報取扱いは厳重にしてください。漏れた場合はパトカーのナンバープレートから特定して貴方の管轄する県庁の県警本部に向かいますからね」

 K官:「あ、うわはっ(少々の動揺) しっかりしてますね。そんなおつもりはありませんよ。何でそんなにお詳しいのでしょう、何かあったんですか?」

 ワタシ:「それよりも、今貴方が書いている個人情報を記入したその手帳は、全頁記入し終わったあとはどう処理するのですか? 保管する規定年数と破棄方法を教えてください」

 K官:「詳しくは教えられませんが、然るべき方法で処分します」

 ホンマカイナ。

 なお、この職務質問を受けている最中に、近くにいた車検に通らないと思われる違法改造アベック車2台はサッと逃げていった。

 なぜそちらから先に質問しないのだろうか。ノルマにならないからか。

 そりゃ、こんなタオル干してりゃ、こちらに来るか(笑)

 人生初の職務質問も無事受け答えできたということで、K官との やりとりを全部メモしていたら1時間近くかかってしまった。男鹿半島の夜景を見ながら あずにゃんタオルケットを羽織って車中泊。

 反省点:職務質問の やりとりはカメラで録画しておいた方が良かったですね(笑)

 交通違反の取り締まりが 弱いモノいじめなノルマ制主義の限り、不信感は無くなりません。
 それほど、K官の勤務態度には疑問を持っていて職務質問を長引かせてしまった一小市民でした。(遠い過去に信じた分○゛カを見て一度痛い目に遭ったので)

 本日の車走行距離:420kmくらい(←トリップメータを0に戻している最中に職務質問受けたので忘れてしまった)

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