フォト

カテゴリー「EX02-旅道具」の38件の記事

2019年5月20日 (月)

【修理】楽ナビポータブル「AVIC-MRP006」を自力で電池交換

▼2019/05/20

 今春3つめの車&バイク用品電池交換修理は、カーナビ。

 中途半端なスマホのナビアプリや数十万円してメーカーの利益が美味しい2DIN型内蔵カーナビばかり普及し、ポータブルナビは次々と製造中止となっていく中で、現在販売されているポータブルナビのラインナップは

・ユピテルのYeraナビ(3桁県道番号まで表示され、地図のスクロール速度は一番速いが、更新が無く、使い捨て。ルート案内精度もやや劣る)

・パナソニックのゴリラ(案内に頼りっぱなしで一切操作しない人には良いが、地図のスクロール速度が遅すぎて使い物にならない。VICSの受信速度は楽ナビよりは早い)

・その他中華製 パチモンナビは安かろう悪かろう

 その中で、楽ナビポータブルは、3桁県道番号が表示されないものの地図スクロール速度は早く、ルート案内方法も優秀、受信が遅いもののVICS渋滞情報も表示可能で重宝していましたが、製造中止となり、以降は高価な2DINナビしか製造されていません(メーカーの やる気が感じられません)。

 ▲2013年に購入して、今では S660に取り付けて使っていますポータブルカーナビ、

 「パイオニア製楽ナビポータブル AVIC-MRP006」

 6年の使用で内蔵充電池の性能が低下し、充電池での稼働時間が5分以下(新品当時は、約20分)になったので、充電池を自分で交換しました。

 説明書に従ってプラスネジ3本を外し、内蔵充電池を取り外すために、カバーを取っていきます。(不細工な爪にはモザイク(^_^;;))

 パキパキと嫌な音がしますが、案の定内部のツメを1カ所割ってしまいました。この時点でメーカー保証外となります(^_^;)

 カバーを外した所。充電池とスピーカーのコードがキツメに繋がっているので切断しないよう注意してコネクタを外しました。

 カバー裏側に内蔵充電池が貼り付いていました。

 両面テープでしっかり付いていたので、剥がします。

 純正品はパイオニア製のリチウムイオンポリマー電池で 3.7V 1200mAh。

 セルは日本製、パッケージをアセンブリしたのは中国製。(よくあるパターン)

 (自己責任でお願いします → )フィルムを剥がすと、大きめの過充放電防止チップが付いていました。

 ソニーのポータブルワンセグTVを電池交換した時と同様、今回もamazonで同容量のリチウム電池を購入。
 中国製で、3.7V 1200mAh。お値段 1900円。

 今回は接続端子が違うので、純正コネクタと保護回路チップを切り取って、移植します。

 +と-端子へ中国製電池を半田付け。保護回路チップを二重に取り付ける格好になりますが、多分大丈夫でしょう。

 この時点でカーナビへ接続し、動作テスト。

 動きました(^^) 充電もOK(右下の橙色ランプ)

 半田付けした箇所を耐熱ビニールテープで絶縁して、

 本体へ貼り付け&接続。電池の大きさは全く同じでピッタリ収まることを確認したので、

 コードが動かないようテープを念入りに巻き付けて、

 本体に接続。

 カバーを元通りに填めて、電池交換完了。

 この後、車に取り付けて動作確認した所、欠点を発見。

 充電池での稼働時間が短すぎる!

 満充電してから地図表示で5~6分、ワンセグTVやルート案内音声で音を出すと、わずか1~2分で「電池の容量が低下しました。電源をオフします」のメッセージが出て電源が切れてしまう。

 これでは、エンジンオンの時しか使えない2DINナビ並の不便さ、使い物にならない。

 エンジンオフ時に 地図の操作やルート探索に15分は使えるナビであって欲しい。(ユピテルのバイク用ナビは1~2時間動作します)

 原因は、中国製電池の容量の少なさと稼働時の電圧低下が大きいことでした。

 3.7V 1200mAhと書かれていても、実際は2~3割減の900mAh程度の性能しかなく、消費電流の大きいカーナビに使うと電圧が一気に低下し、すぐに「電池切れ」と判断されるようです。

 テスターで測った所、満充電して4.05V。

 充電池でナビの電源をオンにすると、3.76Vまで低下、そこから1分につき0.1V低下し、
 5~6分後、3.69Vを下回ると「電池切れ」のメッセージが表示されオフされました。
 音を出していた場合、1分につき0.2~0.3V低下するので、2分で電池が切れてしまいます。

 メーカーに問い合わせた所、純正の電池は単品で購入できないと言われました。(当然、修理に出さない人は相手にしないヨという態度)

 ならば、もっと容量の大きな電池にする方法を試します。

 1.2Vのエネループ3本直列付けや、18650型の(乾電池型の)3.7Vリチウムイオン電池なら1本で5000mAh出るものがありますが、ポリマー型に比べて高温時の危険性があるのでボツ。

 後日、リチウムイオンポリマー電池で一番容量の大きな物を探して 3.7V 2000mAhを購入。2700円。

 ポポロクロイス物語Ⅱのエンディング曲 小さな花を聞きながら φ(._.)_ 純正の接続端子を半田付け。

 満充電後、音を出し続けて何分稼働するか、動作テスト。

 1200mAhでは2分しか動かなかった所が、2000mAhの電池は19分50秒作動しました! 電池切れメッセージでオフになった後、もう一度動かすと 7分間稼働しました。

 過充放電防止回路も正しく動作しているようです。

 2000mAhの充電池は、空→満充電にかかる時間は約2.5時間。

 満充電時:4.07V
 充電池で稼働開始直後: 3.79V まで低下

 音を出し続けて(地図表示+音楽モードで作動)
 2分後: 3.765V
 4分後: 3.757V
 6分後: 3.747V
 11分後: 3.724V
 15分後: 3.718V
 19分後: 3.703V

 3.70Vを下回り、電池切れメッセージが表示され電源切。

 再度電源投入時、3.703V
 4分後: 3.699V
 7分後: 3.690V

 3.69Vを下回り、電池切れメッセージが表示され電源切。
 
 という挙動でした。20分稼働するなら良しとします。

 電池が大きく、本体に入らないのでコードを外へ出して、

 このように接続。

 電池は外へ晒し状態ですが、本体裏側へ直接貼り付け。

 直射日光が当たるのが心配なので、白いプラスチックカバーを貼り付けました。気休め程度ですが黒色よりは熱が籠もらないと思います。

 万が一、高温や経年劣化で電池が膨らんだ時にすぐ分かるようにしました。(発火したらシャレになりませんが)

 これでS660に装着・走行して実車テストします。

 単4電池で動く製品に単1電池を入れたようなパワーアップ具合なので大丈夫でしょう。後は中国製クオリティが夏の直射日光に どこまで耐えうるかが気になりますが、2700円で再び使えるようになったので良しとします。

2019年5月 8日 (水)

【修理】ソニーのポータブルワンセグTV「XDV-D500」の電池交換方法

▼2019/05/08

 続いての修理品は、天気予報とニュース確認に重宝しています
 ソニーのポータブルワンセグTV「XDV-D500」

ソニーのポータブルワンセグテレビ XDV-D500 自分で電池交換

 こちらも使い込んで内蔵リチウムイオン電池がヘタってワンセグテレビの動作時間が半分以下 1~2時間になりました。

 3年前に同症状で修理センターに出して電池交換したのですが、値段が高い(約6000円)&商品の生産が終わり6年以上経ち部品供給も無くなったので、今回は自分で電池を探して注文し、分解交換します。

 こちらも説明書に電池を取り外して廃棄する方法が書いてあるので、それに沿って裏ブタを開けて電池を取り出す。

 純正のリチウム電池 品番は「LIS1375HNPAC」。3.7Vで1320mAh。
 既に部品供給が終了し、新たに入手出来なくなっています。

 右側が取り外した純正品(両面テープが強すぎて、剥がしたときに外装が破れてます)

 大きさが同じ電池を探した所、やや容量が少ないですが 3.7V 1200mAhのリチウムイオン電池を購入できました(写真左側)。中国製で1個1900円。

 端子の大きさが違うので、純正のコードとコネクタを切り貼りして、+-端子を半田付け。(剥き出しの部分が接触するとショートして電池が発火するので注意! 失敗して1個破棄し、新たに買い直しました(^_^;))

 この状態で端子を本体に接続し、動作テスト。電源が入ったのでOK。

 +-がショートしないよう絶縁テープを二重以上に巻き付けます。(発火事故防止のため、片側を半田付けしたらすぐに絶縁テープを巻きましょう)
 安価なビニールテープは高温時に接着剤が溶けてベタつくので、耐熱・耐候仕様の車用結束テープを使いました。

 次回交換しやすいように、裏ブタに両面テープを短めに貼り付けて、

 本体端子に接続。裏ブタを取り付けた時にコードが噛んで断線しないよう気を付けて・・・

 ネジを取り付けます。

 電池交換が無事成功しました。今のところ体に問題はありません(意味深)

 電池容量が 1320mAh → 1200mAhに減ったので(中国製なので、更に1~2割容量は少ない)
 電池持続時間はやや減りました。

 純正電池のワンセグテレビ動作時間:約7~9時間(明るさ 5段階中 2の場合)
 300~500回以上充放電して劣化時:2時間 

 交換後、中国製電池のワンセグテレビ動作時間:約5~6時間(明るさ 5段階中 2の場合)

 劣化までの充放電回数:不明(おそらく200~400回程度)

 純正品を交換するよりも半額以下で修理できたので良しとします。
 アンテナの感度も良く、充電式でラジオ&テレビが長時間視聴できるので XDV-D500は名機と思います。

 何でもかんでも中途半端で多機能なスマホ市場に押され、単品で優れた機能を持つ電化製品が次々と作られなくなっている世の中ですが(カーナビ、デジカメ、ポータブルワンセグTVなどなど)

 こちらの新製品も作られておらず、欲しくても新たに入手できないので、電池交換してトコトン使い続けるのがエコと言えます。

 旅行時や災害時にも役立つ ポータブルテレビ製品の電池交換を行った記事 でした。

2019年5月 1日 (水)

【修理】サインハウス「B+COM Music」を自力で電池交換

▼2019/05/01

 世間の云うカレンダー大型連休中はマイニチ仕事なので(新元号改元システムの立ち会いで特に待機が必要)、夜の時間を利用してバイク&カー用品の修理(内蔵電池交換)を集中して行います。

B+COM Music 電池交換 自力で修理

 サインハウス製のバイク用 聞く専用インカム 「B+COM Music」の電池交換。

 ユピテルのバイクナビ+レーダー探知機の警告音を聞く用に使っています。

 ユピテル純正のインカムは単4エネループを充電の度にフタを外すので、何度も開け閉めしてフタの爪と取付ステーを2回壊して使用を止めました。

 こちらの B+COM Musicはヘルメットに取り付けたままでもUSB端子から充電できるのでステーや裏ブタを割るリスクがありません。電池持続時間もユピテル製よりも長く(体感 8~12時間) Bluetooth接続に要する時間も数秒と短い。

 4年間バイクツーリングで使用していて、ある時から急に電池の持続時間が半分に減ってきたので、500回以上充放電を繰り返して寿命になったようです。

 メーカーに電池交換の修理を依頼すると7000円かかるとのことで高額すぎるので、自分で交換します。

B+COM Music 電池交換 自力で修理

 裏蓋の両面テープを剥がして、6カ所のネジを取り外す。星型のいたずら防止ネジになっているので、ネジ回しも購入。

B+COM Music 電池交換 自力で修理

 純正は、3.7V 350mAhのリチウムポリマー電池が入っています。
 この外観だと多分日本製じゃなく、台湾か中国製。

B+COM Music 電池交換 自力で修理

 amazonで中国製の電池を購入(上) 1600円。安いですが、海外便で到着まで2週間も要しました。

 表記は400mAhですが、経験上中国製電池は持続時間が1~2割悪いことが多いので、表示値ほどの性能はありません。8割もの=パチモノ、と。

B+COM Music 電池交換 自力で修理

 端子の大きさは同じなので、そのまま奥まで差し込んで接続するだけ。簡単です。

B+COM Music 電池交換 自力で修理

 動かないように、裏ブタ側に両面テープを貼って電池を固定して・・・

B+COM Music 電池交換 自力で修理

 裏ブタとネジを閉めます。

 ヘルメットへの取付マジックテープに新たに両面テープ(屋外耐候性の強力なもの)を貼って・・・

B+COM Music 電池交換 自力で修理

 ヘルメットに貼り付けて、電池交換修理完了。

 中国製の安電池なので、作動時間は2割ほど短く感じますが、この機種は充電がとても速く完了するので問題ありません。

 電池持続時間:約 7~9時間(純正品より2割減)

 充電時間:30~45分(純正品と変わらず)

 耐久性:数百回の充電使用に耐えるかこれから試します。すぐ劣化した場合は諦めてメーカー修理に出します。

2019年3月30日 (土)

XDV-D500とB+COM MUSICとAVIC-MRP006の電池交換を試します

【ワンセグTV】 ソニー製 XDV-D500  2008年購入

【バイク用インカム】 サインハウス製 B+COM MUSIC  2014年購入

【ポータブル カーナビ】 パイオニア製 AVIC-MRP006  2013年購入

 近年の電化製品はリチウムイオン充電池を使うものが多く、便利な反面 その充電池が生産中止になると、本体は使えるのに電池が動かない理由だけでゴミと化してしまう。

 このご時世に使い捨ては、全くエコではない。13年使った車に重課税を追加する政府の弱い者イジメと同様、魅力の無い新製品を次々売りつけるメーカーの策略が許せない。気に入った道具はいつまでも使い続けたい。

 スマホは嫌いで持たない生き方をしているワタシにとって、旅先や出張先で天気予報とニュース確認に重宝していますソニーのポータブルワンセグTV 「XDV-D500」の内蔵リチウムイオン電池が遂にヘタってきました。(稼働時間が半分以下になる)
 3年前に同症状で修理センターに出して電池交換したのですが、値段が高い&商品の生産が終わり6年以上経ち部品供給も無くなったので、今回は自分で電池を探して注文し、分解交換してみます。

 一緒に、バイクのインカム B+COM MUSICも4年使用して電池稼働時間が半分以下になったので、同じく自分で分解交換してみます。(メーカーに依頼すると7000円以上と○゛カ高い)

 どちらも成功した場合は、写真付きで交換手順を紹介します。

 更に更に、車で使用しているパイオニアの楽ナビポータブル: AVIC-MRP006(現在このシリーズは新商品開発中止)の電池も変えたいのですが、こちらは情報が無く、電池に電圧と電流容量が書いていないので、テスターで解析が必要です。 

 (※2019/04/12 追記) → 分解した所、純正充電池のラベルに電圧と電流が御親切に記されていたので、こちらも代用電池を注文しました。分解交換に挑戦します。

2018年9月15日 (土)

【テントの買い換え】延べ11年 200泊以上使ったマイティドーム 内装剥がれて寿命

 使い尽くしたテントの買い換え という、人生数回あるかどうかの珍しい記事です(^_^;)

 2008年、バイクで日本一周旅に行く時に購入した、モンベルのテント:マイティドーム2型。

 S660で東北ツーリングに使おうと開いてみたところ、10年以上の使用で防水透湿性の内装がボロボロと剥がれてきて、テント全体であちこちシミや剥がれが見られたので寿命と判断し、買い換えることにしました。

 ダブルウォール型なら本体に こういった加工が無いので外側のフライシートだけ変えると長く使えますが、フライシートを足さなくても単独で使用できるシングルウォール型テントの欠点が出たといえます。

 特に入口上部のシームテープの剥がれ、その周囲の内装が剥がれていました。

 四隅のシームテープも剥がれて、テントを広げるたびに白いゴミがボロボロと落ちます。
 床面は数多くの傷と擦れで、少しのショックで裂けそう。

 満点の星空を望んだ北海道のキャンプ場から、

 鹿児島の南の果て、与論島まで(若かりし頃の筆者)

 日本全国全都道府県を歩み、キャンプ場から野宿までシミと汚れとシワの数だけ思い出が詰まっていて、その後も北海道や東北ツーリングに活用してきました。

 使った回数は延べ11年で約250泊(!)。これだけ使っても生地は裂けず、ポールは折れることなく丈夫でした。(コールマンのテントは安価で使いやすいけどポールが折れやすい)

 買い換え時にモンベルショップへテントを持って行き、修理不能の旨を店員に判断してもらったのですが、「10年も使ったのですか! 200回も使ってポールが折れないとは素晴らしいですね、長年使ってくださり ありがとうございます!」と驚かれました。

 当時、フライシートと併せて約5万円と高いテントでしたが価格以上に使い尽くしたので、災害時の避難用に備えておくことにします。

 次に購入するテントは、マイティドームに似たアライの山岳用テント(超高価)か、修理体制や部品購入がし易いモンベルかで検討。

 10年ぶりとなるとテントも使い勝手や軽量化が進んでいました。

 前テントと使い方が変わらず価格帯相応に丈夫なこと、フライシートが橙色以外おしゃれな色が選べるのが決め手になり、ダブルウォール型で軽量なモンベル ステラリッジ2型を買いました。(約44000円)

 これを備えて今年は年の1度の長距離旅行、S660で東北ツーリングに行ってきます。

 3年ぶりのロングツーリングとなるので、久々にキャンプ道具を引っ張り出し、ナンガの羽毛シュラフを洗濯して乾かす。ペグやテント下敷き用のブルーシート、中に敷くグランドシートは そのまま流用。

 車中泊できない狭さなので、必然とキャンプか安宿を探すことになります。

 S660とロングドライブ・キャンプの相性は抜群かと思うので今から楽しみです。

2017年6月 3日 (土)

【紙地図】ツーリングマップル 2017 表紙の補強法

 バイクツーリングのお供に欠かせない地図、
 ツーリングマップルの関東甲信越・中部編の2冊を5年ぶりに買い換え。

 2015・2016年版は値上がり&ページ数大幅縮小という評判の悪さが続いて もう地図業界もお先真っ暗かと思いましたが、2017年版から収録範囲が元に戻りましたので買いました。(これにより、2014年版の中古がプレミア価格化した現象も収まった模様)

▽2017年版の改良点

・収録範囲が2014年版以前のものに戻り、正常化
・巻末の高速道路料金表が復活(文字も大きく)
・有料道路料金表も復活。文字も大きく見やすい。
・巻末の日帰り湯、キャンプ場情報は整理され見やすくなった

▽相変わらず不便な点

・別紙の高速道路距離表は、距離表示の数値と実際のキロポスト位置が一致しておらず使えない
 実際のキロポストを表記して欲しい
 (北陸道の起点 0キロは米原なのに、この表では新潟起点となっている)

・ページ数字の1と7が分かりにくい(欧文のImpactフォント) 以前のFuturaやHelveticaフォントの方が読みやすかった。なぜこういった所を改悪するのか? 年ごとに書体は変えなくて良い。

・ページ間の余白が無く、見開いた中央部が とても見づらい(R版を買えという陰謀か、地味に改悪されてる)

・地図の中で、新東名・北関東道・圏央道の距離表示(起点からのKP)が書かれておらず不便

・九州沖縄編の、奄美・沖縄のページはツーリングさせる気がないほどのレイアウトの悪さと文字の小ささ。
 沖縄本島を1頁でまとめているのに無理がある。以前のように同縮尺のまま3~4ページ分けに戻して欲しい。

・都市高速の詳細図が削除されたまま
・宣伝ありきの小冊子や取材は辛いヨ日記は不要
・1頁開いた所にある、ワケの分からない猫宣伝も不要
・R版が耐水紙でなくなったことを知らず購入した人から相変わらずクレームあり
 相応の価格設定にして耐水紙にして欲しい

 ・・・と数々の不満はあっても、バイク用に作られた地図は昭和時代から これしかないので、定期的に購入してます。

 買いましたらまず行う儀式が、表紙の補強儀式であります。
 これをしないと、バイクでの使用に耐えられず すぐボロボロになってしまいます。

 表紙の四隅にテープを貼りますが、セロテープやガムテープは経年劣化でベタついてくるので、筆者は新宿で購入したカメラ用品 堀内カラー製のパーマセルテープ(黒)を角丸にして貼ります。

 これだとテープの糊が溶けにくく、5~6年タンクバックに入れて酷使しても大丈夫でした。

 見開いた中央部にも貼ります。(ばくおんの 羽音タン フィギュアが増えたのは謎)

 裏表紙も同様に。

 首都高速図が収録されてないということで、1ページめくった所にある訳の分からない猫宣伝広告が1000%不要なので、この上に首都高のPAでもらえるマップを貼り付けました。左側には環状線拡大図を。

 東京へ行った時に、どこに出入口があるのか、渋滞標示を見た時に どこからどこまでの区間か把握したいので、これが役立ちます。

 地図を新調した所で、5月に参加するバイクイベントは、SSTRとCBミーティング!

2016年6月14日 (火)

【大型タンクバッグを探して】東京&横浜バイク用品店巡り その1

▼2016/06/08 曇り

 4~5年使っていたMOTOFIZZ製の大型タンクバッグ(f12)のファスナーが壊れてしまい、既に廃盤だったので鞄屋へ修理中ですが、三脚やら水筒やら詰め込んで酷使するので素材の経年劣化による裂けも心配に。

 → 予備にもう1個タンクバッグが欲しくなり、メーカー問わず現物確認に、東京圏内で大型と思われるバイク用品店を一日巡ってみることにしました。

 東京で用事を済ませる2日目が雨予報だったので、車で出発。

 購入検討しているタンクバッグの種類と、各お店で取り扱っている用品の特徴など詳細レポートです。


●1軒目:ナップス埼玉店

 春・秋それぞれシーズン初めの時の在庫量が豊富で、ジャケットやパンツなど身につける用品のサイズと現物確認でお世話になっているナップス埼玉店へ。

◎GOLDWIN製のタンクバッグ:使い勝手は良さそうだが、どれもスマホだのタブレットだの想定した小さいサイズばかりで容量不足。(最低12L以上欲しい)
 ワタシは、三脚だの水筒だの日記帳だの入れるのだ(^_^)

◎MOTOFIZZ製:タンクバッグGTが良いが、高さが やや小さい。システムタンクバッグなら容量を満たす大きさだが、横幅が大きすぎてハンドルを切った時にスイッチ類が当たってしまう。両脇についている小ポケットも この理由により不要。付いていないものか外せるものが欲しい。(最近のタンクバッグは何故 磁力の影響が少ない天面にカード&小物入れを付けないのだろう? これが重宝するのだけど) 

 容量が大きいかつ ハンドルに当たらないよう横幅が狭め、ファスナーで高くなって容量拡張できるものが、なかなか見つからない。

 ツーリング中の下着に重宝しているGOLDWINのインナーパンツが3割引特価で1着だけあったので、予備に購入。
 下着にしては高いですが、汗かいてもベタつかない、臭いにくい、ジャケットの脱着がスムーズ、洗濯した後早く乾く・・・ などメリットが多く、一度使うと綿シャツパンツに二度と戻れなくなります(^_^)

 ロングツーリングの時は この下着を2着持ち、2~3日ずつ履いて使います。


●2軒目:2りんかん 上尾店(初訪問)

 R17を大宮方面へ少し下った所にある こちらのお店へ初訪問。
 
 ナップスとはメーカー違いの商品を揃えている感じ。

 ナップスで売り切れだった CW-1 ミラーシールドが こちらにはあったりと、この2店を一緒に巡るのが良さそうです。

 ゴアテックスのレイングローブが3割引特価だったので このお店でも衝動買い(^_^;)

 日高屋で420円とんこつラーメンを食べた後、首都高S5で都内へ。

 9号木場ランプで下車して江東区へ。

 夜見ると摩天楼のように美しい高層ビル街を通って、

 豊洲・東雲方面へ。信号待ちの時に、

 ビルの隠し方が絶妙の角度で、「CHINKO」になりかけの巻。

●3軒目:ライコランド 東雲店(初訪問)

 「バッグを豊富に扱っています」とのホームページの宣伝句から、寄ってみました。

 車で来たので駐車場入口で駐車券を取って・・・と、都内ですから駐車料金が無料なわけない(^_^;)

 土地代のこともあるかと思いますが ほぼ定価、ツーリングバッグ類は、GOLDWINやMOTOFIZZ以外のメーカーも積極的に置いてありました。

 ハンドル周りのパーツ類も豊富、都内在住でバイクを楽しむ客層のこともあってか、店員さんの応対は平均的に元気が良い。

◎HenlyBegins タンクバッグ MIL(A4可変サイズ)
 容量10~15L、横に小ポケットなしと良さそうでしたが、収納スペースが1段しかないことと(ノートなど入れるので、2段構造が欲しい)、マグネットのベルトが背面に格納できない構造が残念。

 バックルでマグネットベルトごと取り外せる構造でしたが、カメラを入れる時くらいしかマグネットを外すことはないし、その都度4個のベルトを外すのは時間かかり面倒、ベルトはマジックテープで開いた背面に仕舞える構造が必須条件。

 GIVIのバッグ(タンク上にアタッチメントを取り付けると使えるバッグ)も小容量のものが実物展示してあり、良さげ。

◎GIVI タンクバッグEASYか、XS312
 18~25Lと、検討しているバッグの中で一番の大容量、実物を見てみたかったのですが置いてなかったのが残念。

 マグネット不要なのは良いですが、装着にアタッチメントが必要とのことで、これがプラスチック製で旅先で壊れた時は代えが効かないので、惜しいですが購入候補から外れた。

 折りたたみイスとリュックが結合したイスパックに興味津々。
 使うときというと花火大会と登山の時くらいなので、ここでは衝動買いせず(^_^;)


 隣のスーパーオートバックスへ寄ると、魅惑のレカロシート展示コーナーが。ピッタリ身体にフィットする座り心地に、ワタシのMT軽自動車にも付けたいな~という危ない物欲を振り払って、無料駐車時間の1時間を20分ほどオーバーして100円払い、首都高湾岸線で横浜へ。

 大黒PAでアイスクリーム&エスプレッソコーヒーのソルフェージュというオシャレなドリンク飲んで休憩。
 
 レポートが長くなったので、後半は → その2へ つづきます。

2013年8月 3日 (土)

【バイクカスタム】ガイラシールドのスクリーン形状 取付変更後レビュー

▼2013/06/04


 先日、鷲宮神社に行った時にシックデザイン社工場に寄り、バイクのフロント部分に取り付けるガイラシールドの買い換えをしました。


 ヘッドライトに被る割合が少ない、タイプ違いの型を装着し、ライト周りがスッキリとしたデザインになり満足。
 志賀草津まで、この日も日帰りツーリングを行いましたが、大きさや防風効果は ほとんど同じ。


 天気が良かったので裏榛名を通って榛名湖のワカサギ丼を数年ぶりに食べに出かけました。

 記憶を辿って食堂「湖畔亭」へ入ってみるも、店員のオバチャンが劣化していて、何を言うときにも開口一番「すいません」と言って話しを始めてくるので、何か白ける。

 これに逆上したモンスター 我が儘団塊のジジ グループが、「この店員、スイマセンが口癖になってるんだ。場違いな店に来ちまったな。」と声を大にして言いたい放題。

 「すいません、お茶です」「すいません、メニュー表お持ちします」「只今団体様で混んでいまして、すいません、すいません・・・」などと、一々スイマセンと店員が言うものだから、ジジが ますます逆上して怒鳴りはじめ、辺りを一瞬で白けさせた。

 こんな嫌な雰囲気を味わってしまっては、次は他の店を探すことになるだろう。

 ピリピリした空気の中 わかさぎ丼御膳1200円を早々に食べ、湖畔沿いの他の店を見てみると、わかさぎ丼は800円から、定食は1050円程度だった。

 松井田まで峠を降りて、R18 碓氷峠旧道を上って184個のカーブを堪能して帰宅。

2013年2月 4日 (月)

2月:ひさしぶりに そうび を かう

▼2013/02/04

 携帯電話やスマートではなさそうなスマートフォンの強制買換宣伝効果により、腕時計を持たない人を よく見かけるようになりました。これも刻々と変化する文化の流れなのでしょうか?!

 変な所がアナログ思考の携帯電話を持ち歩かない筆者にとって、未だに欠かせないのがアナログ腕時計。

 日付・曜日まで針の動きで把握できるうえ24時間タイマー・ストップウォッチ付きなクロノグラフモデルを使い続けてます。

 先日、当方の落ち度ではない理不尽で筋違いな怒鳴りクレームを立て続けに受け、新入社員が まともに受けた場合泣き出して辞めちゃうんじゃネ? いうくらいデカかったため、感情が爆発しそうになった時に落ち着く手段として。

 胸に手を当て考え抜いて、針の動きを見る。そのお隣にフィギュアを

 二度と戻らない時の流れ、一秒一秒、くだらない負の要素に関わってるオ暇はないはず。

 耳を澄まして、秒針の カチッ カチッ という音を重厚に聞く。

 目を開けて、改めて目前に広がる景色を見る。

 ジワ~~~ッと停滞していた血液が流れ始めて我に返る。

 ・・・その後もカクカクシカジカ マルマルウシウシありましたモンですが(←ナンジャソレ)

 チョックラ思考を変えて、デジタル表示の腕時計というのを購入してみました。

 デジタル表示の液晶は10年以上使っていると電池の残量に関わらず表示が薄くなり買い換えを余儀なくされてしまう・・・ という考えがあり敬遠してましたが、今乗っているバイクのデジタル距離計表示も10年使って大丈夫なので液晶の品質も進化したのだろうと思い、カタログやらお店で現物やら見て(←迷うのも楽しい) この一つ!と選んだのが防泥構造で、星空撮影には重要な月の満欠表示がついた遊び要素が入ったG-SHOCK。

 今までは「針の動き」→(脳内変換)→「18時07分ダワ」と一瞬で時間を把握していたものが、

 「18:07」→「18時07分ダワ」となり、脳内変換の手間が無い分 妙に落ち着かない感じが数日続きましたが、使い続けていくうちに慣れてくることと思います。

 筆者は24時間表示がデフォルトの生活をしているので、どのデジタル時計でも「20~23時」の 2 の部分が細長く潰れて表示されてしまい、これを改善して欲しいという思いはワタシだけでしょうか(^_^;) これも眼に慣らしていきます。

 アナログとデジタルを共存し、その日の気分や目的によって選ぶという選択肢を得ました。

 ケータイをポケットからゴソゴソ → パカッ
 スマートらしいフォンを ゴソゴソ → シュイン
  よりも手間が少ないから(←モトからケータイ持つつもりがない)と未だに腕時計を装備する筆者 でした。

 若者のナントカ離れとか数々言われているらしい21世紀この頃ですが、要らないものには惑わされずに、道具は それぞれ使い分けるということで。

 今でもPC-9801パソコンの中に入っているMS-DOSを起動して昭和時代のソフトウェアは面白いと喜んで弄る筆者自体、もう若者のカテゴリには入らないオトシ?!?!
 子供の時、ゲーム機が無い代わりにN88-BASICで遊んでいて、そこでのプログラム設計経験が今のシゴトにもアソビにも少しは生かされてきたのが嬉しい(←トシ バレル)

2012年7月26日 (木)

【電子改造】 ISRシャッターコントローラを、乾電池で動くように改造

▼2012/07/24

 ボルトや配線など電気の話題ですが、難しくない ゆるりとした工夫紹介です :-)


 先日ホタル鑑賞&微速度動画撮影用に購入したTwin1 リモートシャッターケーブル。

 輸入商品で入手困難でしたが使い勝手は良好なので、今年の北海道ツーリングへ向けて存分に活用していきますが、一つ問題点が。

 1個数百円もする高額な3Vコイン電池を使わないと動作しない点。

 辰野のホタル撮影時に使用した所、使い古しのコイン電池の電圧が3.070Vの状態で取り付け、3時間ほど使用して 残り電圧は3.046Vであったので、電池1個で数十時間は使えると思うけれども、電池が使い捨てで、すぐに電池が切れてしまう心配があり宜しくない。
 「そこそこ使用して、20ヶ月は持ちます」という説明書の公称寿命も怪しく、酷使すると数ヶ月も持たないと思う。

 今の時代、充電できるエネループ乾電池か、充電池でないと使い勝手が悪い。

 そこで、1.5Vの乾電池を2個接続すれば 3ボルトになって動くはずだべという考えで、エネループ充電池が使えるように配線増設してみました。

 成功したので、そのやり方をご紹介します。

 以前、カー用品で小型の時計&温度計にLR44のコイン電池を使っているとすぐ寿命になるのに嫌気がさして単4乾電池を使えるよう改造したのと同じ方法です。


 高額であったリモートケーブルを躊躇せず分解。
 外ふたに穴を開けて、プラス・マイナス用の芯線を2本通す。


 それを、基板本体のプラス・マイナス端子部分へと半田付けする。


 2本直列接続できる乾電池ボックスを用意して、裏蓋に両面テープで貼り付ける。


 改造完了(^-^)
 単4エネループ電池2本で動作するようになりました。

 エネループは1.2~1.3Vと電圧が低いですが、これを2本接続して電圧2.6Vでも 電池切れマークが現れることなく動作しました。1本1.5~1.6Vのアルカリ電池を使わなくても良いことが判明。

 電池をフル充電して2本合計 2.630Vの電圧を示した状態で取り付けて、5秒おきにシャッター作動、これを∞回繰り返す という使い方で3時間半動かすと 電圧が2.619Vまで低下。

 この後、バルブシャッターにして、その経過時間を表示できるモードにして2時間動かすと、電圧が2.614Vまで低下。
 ここまで使っても、まだ電池切れマークは表示されなかった。

 今回は電池切れマークが表示されはじめる電圧値まで調べることが出来ませんでしたが、このくらいの低消費電力な製品なら 電池1本あたり1.05V以下くらいになると電池切れと見なされると思うので、おそらく 2.1Vあたりまでは作動するだろう。(→この後 使用し続けた結果、バックライトは点かなくなるけど1.3Vまでは動作することが判明。だいぶロングライフだ)

 エネループ電池はフル充電すると1.32~1.35Vになるので、2本で約2.7V。
 2.7Vから1.3Vまで使えると想定すると、約400時間使える見積もりになる。

 1回の充電でこれだけ使えるなら充分だ。
 単3電池を接続すれば電流容量が2.5倍あるから、もっと長く動くことが期待できるが、ケースが大きくなり持ちにくくなるので、今回は単4電池に抑えた。

 単3・4エネループ4本を僅か15~30分で超急速充電できるエナジャイザー充電器も去年購入したので、旅先ではバイクのシガーソケットで充電すればOK。


 というわけで、単3エナジャイザー充電池はヘッドライト用に。
 単4エネループ充電池は、このリモートケーブル用と、カメラのGPS&星空追尾ユニット用に使用。

 単4エナジャイザー充電池は、ナビ&レーダー探知機のスピーカー受信機のバッテリーとして使う体勢。
 裁縫箱を流用して、電池収納をスリムに まとめることが出来ました。

 荷物は、よりコンパクトに、よりシンプルに、より使いやすいように。
 これで今年の北海道ツーリングへの段取りOK!
(→と言って、出発が近くなるとキャンプ旅道具が過積載されたバイクが現れるわけで(笑))

 残った3Vコイン電池は、バイクのデジタル水油温計とワイヤレスリモコンシャッターのカメラ側受信機のバッテリーとして使って、残量が少なくなってきたら電子手帳ポメラの時計用バッテリーに流用。
 電池は最後まで有効に使い回します。

より以前の記事一覧

サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想

フォトアルバム

無料ブログはココログ